どさんこカメラが札幌でしかできない50のこと全部行ってみたよ。
№46雪が降ったら遊ぶ=国営滝野すずらん丘陵公園
北海道唯一の国営公園、滝野すずらん丘陵公園に行ってきたよ。
総面積395.7ヘクタールの広大な園内には、遊び場や炊事広場が整備され、なおかつ自然も多く残されています。
冬の間も解放されていて、スキーやそり、スノーシュー体験など、雪と遊ぶのにぴったりな公園。
公園内にある「アシリベツの滝」を見に、歩くスキーに乗って散策しに行きます。
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さっそく、すずらん丘陵公園へ。
バスでも行けますが、車のほうがアクセスが良いと思います。というのもこの公園は広いので、「渓流口」、「滝野の森口」、「鯖見口」と入口が3つもあるんです。
歩くスキー体験のできる場所を目指し「渓流口」入口から入ります。
駐車料金が410円かかりますが、入園料は冬季無料!
ここらへんで歩くスキーができるらしい。雪の斜面一面がきれいに整備されてるよ。
チューブそりもあるよ。
この場所ではないんだけど、東口付近には全長200mの国内最大級のそりロングコースがあります。こわそう。
こちらのコースは200mもなかったけど、それでもかなり長いコースでしたよ。
そりって意外と速いしこわいな・・見てる分には楽しそうだったよ。
そりを横目にざくざく歩いて、
ここは歩くスキーをレンタルしてくれる、ロッジ「ゆきざさ」。
あったかいな ちょっとした軽食や飲み物も販売してます。
歩くスキーのレンタル料は820円くらい。
身長と足のサイズを伝えるとおばちゃんが選んでくれます。
歩くスキーの靴。ゲレンデスキーのブーツと違って、一見ふつうのスニーカー風。
歩くスキーは、その名の通り、平地を歩くためのスキーです。クロスカントリースキーとも言います。
スケートのような滑り方で疾走し、タイムを競うこともありますが、冬の雪原や森を気軽に散策するための道具としても使います。北欧では通勤や通学でも使うそうだよ。
一般的にいう、坂を滑走するゲレンデスキーとは違い、坂を登り降りし易いようには出来ていません。
ただ平地は得意ですから、慣れれば雪原をすいすい歩けます。
ゲレンデスキーと違って、かかとはスキー板と固定されないのが特徴。かかと自由。
スキー板も幅が狭いですね。
あ、これはジーンズをはいてますけど、くれぐれも皆さんはスキーウエアなど暖かい格好できてね。
学校の体育の授業は歩くスキーだったなあ。校庭10週とかつらかった。
でも今日は自分のペースですいすいいくよ。大人になってよかった。
川沿いをぐんぐん進むよ。
コースは初心者用の1キロから、上級者用の16キロコースもあります。
昔滑ったときの話ですが、自分のすぐ前に人がいて、コースを譲ってほしい場合
「バンフライ!」と声をかけるというルールがありました。
ドイツ語でBahn Frei、コースをあけろ!という意味のようです。公式ルールには載っていないそうですが。
実際のレースでは「バンフライ」より、どけて!とか声かけるそうですけどね。
ここのコースは自然をゆっくり眺めようという趣旨でしょうから、後ろから疾走してきてバンフライかける人はいないと思います。
なんか見えてきた。
アシリベツの滝だ。
滝が、凍ってる。
このアシリベツの滝は「日本の滝百選」にも選ばれたんだそうだ。落差は26m。
明治時代にはこの上に水車が置かれ、木材の生産をしていたんだって。
冬は迫力倍増のアシリベツの滝。駐車場に車をとめて徒歩でも見に行けるよ。
2本の溝は歩くスキー用。歩くときは踏まないようにね。
明日は筋肉痛だろう。