どさんこカメラ

北海道各地で撮った写真を掲載します。

北海道×本

ヒグマ小説「ウエンカムイの爪」を読んだ。

「ウエンカムイの爪」のちょっとした感想。作者の熊谷達也はこの作品で小説すばる新人賞を受賞。 もうタイトルからして嫌な予感がする作品。 ヒグマをさすアイヌ語はいくつかあるけど、最もポピュラーなのは「キムンカムイ」で「山の神」の意。多くのカムイ…

ゴールデンカムイと手塚治虫「シュマリ」

最近、集英社の「ゴールデンカムイ」というマンガが流行ったおかげで、アイヌに関する情報が発信される場が増えてるみたいですね。 ゴールデンカムイ ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者: 野田サトル 出版社/メーカー: 集英社 発売…

北海道の影「アイヌモシリ・北海道の民衆史」

日本自費出版文化賞大賞を受賞した、「アイヌモシㇼ・北海道の民衆史」に続く本「続アイヌ・モシㇼ・北海道の民衆史」を読んだ。 続アイヌモシリ・北海道の民衆史【HOPPAライブラリー】 作者: 杉山四郎 出版社/メーカー: 中西出版 発売日: 2016/11/04 メディ…

違星北斗のこと。

お金と安定した生活とある程度の名誉が得られれば、たいていの人は最初の志はどこへやら、弛緩してしまう。 現在の到達地点が当初の目標とかけ離れていようとも、「ま、ある程度評価されているから。僕の言いたいことはそういう事じゃなかったんだけどまあい…

北国の冒険と美女の特権=「夏子の冒険」(函館市)

北海道が舞台の小説、三島由紀夫「夏子の冒険」を紹介するよ。 三島由紀夫といえばどんな作品を思いつくかな。 同性愛の葛藤を綴る「仮面の告白」、鬱屈した学僧が金閣寺を放火するまでを描く「金閣寺」なんかがおなじみ。 主人公が孤独、異端であるがゆえの…

三毛別羆事件から100年。ヒグマについて考える

100年前のちょうど今ごろ、北海道の三毛別(さんけべつ )で日本史上最悪の獣害 「三毛別羆(ヒグマ)事件」が起こりました。 ヒグマが開拓地の村を連日にわたり襲撃し、7名もの村人を食い殺し、 3名が重傷を負った事件です。 これほどの犠牲者を出した獣害…