どさんこカメラ、増毛(ましけ)町に行ってきました。
増毛駅。小さな駅で、中には水産加工品の土産店が併設されています。
やけに人が多い?と思ったら予期せぬところで話題になっていたのでした。
というのも、2018年までに留萌~増毛間の路線を廃止する。というJR北海道の動きがいよいよ表面化してきたからです。
もしかしたらこの駅がなくなるかもしれない。
一見観光が盛んな町に見えても、過疎化の深刻さが表れる報道でした。
線路はここまで。留萌本線の終着駅。
さて、今回は観光です。
駅前のお店で昼食。
増毛といえば。の有名店です。1時間待ち。
今は上述の通り訪れる人が多いのでもっとかかるかも。
店の外まで行列がはみ出て大変な混雑ぶりでした。
甘えび丼
海鮮ちらし丼
この店は海鮮ちらし丼の大盛「ジャンボ生ちらし」が有名。これにチャレンジして間食するとさらに大盛の「スーパージャンボ生ちらし」の挑戦権を獲得できます。
具も増量するけどご飯の量がものすごい。
ジャンボの作成途中。お櫃にご飯のお山ができてます・・。
お財布とおなかに余裕のあるかたはどうぞ。
続いて駅前の千石蔵(国稀酒造が所有)という蔵へ。9月までの期間限定で、蔵の中に「蔵カフェ」がオープンしています。
店員さん一人だけで頑張っているのか、注文してもかなり待つ。
蔵の中にはかつて増毛町の繁栄を支えたにしん船が展示されていますので、待ち時間に眺めるのもいいでしょう。
蔵カフェ。
増毛町は高倉健主演の映画「駅STATION」のロケ地でもあります。
駅のすぐ横にある元商店が、映画では風待食堂として使われました。
中にはパネルがたくさんあります。もう少し撮影場所が再現してあるのかと思いました
このほかに駅前には日本最北の酒蔵「国稀酒造」、重要文化財「旧商家丸一本間家」、昭和8年築の木造旅館「富田屋」などがあります。
駅前にほとんど観光施設が集まっているので、この辺を歩いていればだいたい楽しめます。
増毛駅がなくなったらこの風景はかわってしまうんでしょうか。
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留萌~増毛間は2016年12月4日をもって、95年の歴史に幕を閉じました。