どさんこカメラが津別峠に行ってきた!
津別峠に雲海を見に行きました。日の出前には到着したいので、夜中の2時に起床。
必ず出現するとは限らない雲海。不安より眠気が・・。
頂上に到着するころには早朝にもかかわらず人がちらほら。
きれいにでてくれました。眠気もとんだ。
手前の笹までが峠の先端。
文字通り雲が峠の下に海原のように広がっています。
雲海の下には森林があるかと思ったんですが、実はこの下は屈斜路湖。
屈斜路湖と周辺は大きな鍋のように凹んでいて、この凹みをカルデラといいます。
このカルデラに霧が流れ込んで凹みに溜まった状態が雲海。
じゃあ雲海になる霧はどこから来るのかというと、釧路沖で南風が冷やされて、これが霧になり屈斜路湖までやってきます。釧路沖は地図上で見て北海道の左下、津別峠の真下。
この地形でなければ発生しない雲海。そう思うとありがたみが増します。
早起きして良かった・・・。
峠の下と気温が全く違う。とにかく寒い!
一応それなりの格好で登りましたが、耳と指が寒さでちぎれそうでした。
シャッターを押す指もがじかんできます。
日の出。周囲から歓声が上がる。
日の出とともに気温が上がってきます。
気温が上がるとツバメたちが虫を求めて飛び出していきました。
有料でガイドさんがつきます。この日も周辺の各ホテルの宿泊者が参加していました。
料金はちょっと高め。周辺の人を見る限りガイドに関してはあまり期待していなかったのですが・・すごく面白い。
毎回同じ人が説明してくれるのかわかりませんが、少なくとも自分たちの回では、ガイドさんの説明を聞いて雲海がもっと面白くみえました。
雲海をみながらコーヒーもいただけます。贅沢。
夢中になっていたらあっという間に4時間近く経過。
下山してしばらくすると、さっきのガイドさんが・・・?
実はこのガイドさん、今回泊まったホテルの支配人もしてらっしゃった方で、北海道の自然の保護、教育活動をする傍らガイドも務めているのでした。
この日は夜曇りで星空は見られなかったのですが、見せていただいた星空の写真はとても美しかったです。
また来たい。
カメラを持つ身で恥ずかしい話ですが、思わずファインダーごしからではなく肉眼で眺めたくなる景色でした。
津別峠のライブカメラはこちら
雲海は夜明け~早朝に発生します。