どさんこカメラが
「札幌でしかできない50のこと」全部行ってみたよ。
№22パンオショコラはショコラ専門店に任せる。=ショコラティエマサールのパンオショコラ
22番目に紹介されたのは「ショコラティエマサール」のパン・オ・ショコラ。
このパンオショコラ。非常に入手が困難で苦労しました。
休日とはいえ、開店30分後には売り切れてるんだもん・・。
パン・オ・ショコラっていうのはメロンパンとかアンパンみたいに、パンの名称のひとつで、クロワッサン生地にチョコが入ってるパンを指します。
ショコラティエマサールはチョコレート専門店ですので、中に入っているチョコもとってもおいしいというわけです。
元はチョコレート専門のショコラトリーから始まりましたが、いまはパンやケーキも売っています。
やっとパンオショコラを入手。
チョコレートのいい香り・・外側はパリッとした焼き上がり。
断面はこんな。
きれいな層、バターの香りがふんわり。
中に入ってるチョコは甘さ控えめ。生地に練りこまれているチョコとはまた違ったおいしさです。
少しトースターで温めるとよりおいしいよ。
今のところ、電話をしておけば取り置きしてくれるそうです。
*
さてこちらはショコラティエマサール本店。
本店にはサロンが併設されていて、お菓子とコーヒーがいただけます。
これはパフェショコラ。
チョコアイスがメインかと思いきや、フルーツソルベが入ってて、すっぱい!うまい!
ちょっと上手な表現ができない複雑なおいしさ。
とにかく、すっぱいのにうまくてチョコで、今までに食べたことないパフェでした。
ショコラティエマサールは古谷勝さんという方が創始者なんですが、実はおじいさんもお菓子に縁の深い方です。
おじいさんの名前は古谷辰志郎。キャラメルでおなじみ「古谷製菓」の創始者であります。
古谷製菓といえば、ある年齢のどさんこにはおなじみ「フルヤのウインターキャラメル」や「フルヤのミルクキャラメル」を作った製菓会社。残念ながら古谷製菓は倒産してしまっているんだけど。
ミルクキャラメルは以前復刻版が出たから見たことある人もいるかもしれません。
(今はもう売ってません)
あのパッケージをみると子供のころの冬景色を思い出すのは僕だけでしょうか。
昔はどんなに寒い帰り道でもキャラメルひとつぶで幸せになれたね・・。
さて、古谷製菓創始者のお孫さん、古谷さんの名前が「勝さん」だからマサール。おぼえやすいね。
おじいさんである辰四郎さんも、海外で本格的にショコラを研究した方だそうで、古谷製菓は残念ながら倒産してしまいましたが、お孫さんはその意思を受け継いだともいえます。
チョコレート専門店が北海道にまだなかった時代、ショコラティエマサールはチョコレート専門店の先駆けとなりました。
おじいちゃんも喜んでいるかな。
北海道みやげがマンネリ化して困っている方。
ショコラティエマサールなんか買ってくと、おみやげ上級者かも。
✳✳✳
「札幌でしかできない50のこと」残り49個はこちらからどうぞ