どさんこカメラが「札幌でしかできない50のこと」全部行ってみたよ。
№19散歩ついでにシロクマに会う。=円山動物園③
◇わくわくアジアゾーン「高山館」
ここにはホッキョクグマと並ぶ円山動物園の人気者、レッサーパンダがいます。
室内と半屋外の展示室で構成されています。
◆子供用のボルダリング。いちばん上まで登るとレッサーパンダがのぞけるかもよ!
◆室内では天井に張られた梯子を歩くレッサーパンダが見られます。
檻や網は無いので、たまにおしっこが落ちてくる。
こちらは屋外。飼育員さんがリンゴをくれました。
うみゃーい!
という言葉が聞こえてきそうな顔。
手が器用で飼育員さんから手渡しでリンゴを受け取り、ずっとつかんで食べていました。まんまるの前足がまたかわいらしい。
寝ててもかわいい。
レッサーパンダの人気ぶりを冷めた目で見てたんだけれど、かわいいことがわかりましたよ。展示の仕方も良いのかもしれません。
同じ棟のヒマラヤグマ。しあわせそう。
◇わくわくゾーン「寒帯館」
シベリア、ヒマラヤなど寒い地域に生息するネコ科の猛獣たちが見られます。
イスがあってゆっくりしながら観察できます。室内は冬でも暖かくてにおいもない。
床には足跡。
アムールトラ。
ユキヒョウ。反則的かわいさの寝姿。さわりたい・・
人間にはとてもまねできないかわいさですね。「かわいい」は人間に対して使う言葉じゃないってことがわかりました。
◆オフィシャルショップ
人気のシロクマグッズがたくさんそろっています。
奥にはカフェ「ズーカフェ」が。かわいいパンケーキもあるよ。
園内は非常にカラスが多いです。軽食は施設の中でとることをお勧めします。
セブンイレブンが併設されていますが、カラスに狙われるので絶対にビニール袋をぶら下げて歩いてはいけません。
◇個人的に心に残ったあれこれ。
売店奥にひっそりと展示されていた「円山動物園の思い出」
今年で開園65周年になります。
ちょっと見世物的な感じが時代を感じさせます。
開園2年目から暮らしていたゾウの花子が2007年に亡くなって以来、円山動物園にはゾウがいません。
道路わきに三脚をたててるおじいさま達。
「あの木にクマゲラがくるかもしれねんだ」そうです。
動物園の中で野生の動物をねらうんだね。
動物園のある円山は、北海道でいうところの高級住宅街なんですが、わりと自然に近いんです。
最後にいちばんお気に入りの動物の写真を載せます。
ホッキョクグマもレッサーパンダもこいつのかわいさには及びませんね。
アルマジロトカゲです。
ちっちゃいのにこのヨロイ。恐竜みたいでかっこいい!「は虫類館」にいます。
動物園っていまいちどう楽しんでいいのかわからなかったんだけど、カメラ片手に入る動物園って面白かった。たぶんレンズの目でじっくり観察するからなんだろうね。
ここ何年かで施設もだいぶ新しくなって、金網からガラス展示が主流になり始めたとこに時代を感じました。昔よりにおいも少ないし。
ファミリーやカップルにまじってカメラをぶら下げて一人で来ている人が意外と多いよ。
毎日動物園に来る人の気持ちが少しわかったような・・。
ひとり動物園にはまってしまいそう。