前回の記事の
続き。
木古内駅に到着したよ。ここから折り返して函館駅に帰ります。
木古内(きこない)駅。
この駅が北海道新幹線の玄関になるんだ。立派。
駅が大きすぎてカメラにおさまりきりません。
せっかくだから新幹線の改札口を見に行く。
まだ新しいにおいのする駅の中。
ここが新幹線の改札口かー。
北海道にも新幹線が来た実感。
乗客らしい人はいなく、駅は閑散としていた。
時間帯のせいだよね、きっと・・・
木古内駅の向かいには道の駅「みそぎの郷きこない」もあるよ。
マトモな地元系お土産が充実していて好印象。
左のなんかくわえてる人は「寒中みそぎ」をやってるとこ。ふんどしで冷たい海に入るあれね。で、その神聖な、みそぎ浜からとれた海水からつくる塩が「みそぎの塩」。
ってことで木古内は「塩」推しです。
塩ソフトクリームがおいしそうだったよ。
木古内町公式キャラ、キーコちゃん。ポスト
列車に戻って茂辺地駅へと引き返します。
*
車内には道の駅きこないにあったレストラン「どうなんdes」のイタリアンが鎮座していた。
塩推しなので塩パンです。
スープがおいしかった。
*
再び茂辺地駅。
駅舎の横では炭焼きを販売してくれたんだけど、値段と品名が無かったのでよくわかんなかったよ。お弁当をゲット。
もう日暮れ時。ながまれ号の紺色がいちばん美しい時間だった。
もらったお弁当。特産品を取り入れたもの。
北斗市のホッキ貝、サフォーク羊肉、ふっくりんこのおにぎりなど。
お弁当を食べながら、地元の講釈師・荒唐夢形さんの講談をききつつ一行は函館に到着したのでした。
函館駅着。おつかれさまでした。
*
たびのまとめ
座席は海側と山側に分かれている。海側の人は夜景も海もよく見えるよ。
山側の人も見えなくはないけど、古い車両だから席から立ちあがるのは無理かも。揺れるし。
ガタンゴトンという音がすごい。それがいいんだけど、講談とかは聞きにくいかも。オリエント急行的なイメージを持って乗るとなんか違うからね。ビールと汗が似合う旅です。
▼イカ釣り漁船のいさりび。今はLEDだって。
*
車内でもらったおみやげ「ずーしーほっきーモナスク」がおいしかった。
ずーしーほっきーは北斗市の公式キャラですね。
食べてしまって肝心の写真はありませんが、ただの便乗お土産と思うなかれ。モナカと焼き菓子が合体した新しい美味しさです。
作っているのは北斗市のお菓子屋さん「ジョリ・クレール」
地元感もあるし、おいしいのでおみやげにおすすめ。
車内でのんだコーヒーがおいしかったので、翌日、函館にあるCafe akiraの実店舗にもよってきました。
アイスコーヒーと豆を購入。
ながまれ号には沿線各地のお店や名物を取りいれてて、「あ、この店見た。」「これ知ってる」という実感を残してくれる点では成功といえるかもしれません。
実店舗に足を運んだり、固有名詞が記憶されれば地域情報発信列車としての役割はとりあえず果たせそうです。
しかし他の第三セクター鉄道をみてわかるように、やはり列車を運行させるっていうのはものすごい費用が掛かること。周辺の利便性と経営を天秤にかけるとどうしてもお金が勝ってしまうわけで、となると応援してくれる人が必要。ファンを増やすという使命を持ったながまれ号はただの観光列車で終わってはならないのです。大変だ。
*
今回は、ながまれ号のHPから日本旅行が主催するツアーに予約して参加しました。
スタッフも日本旅行と思しき方がいて、暑い中汗だくになりながらも気の利いた対応をしてくれました。
まだ運行間もないこともあり、こうしたらもっと面白いのに。という点は多々あったけど、裏方の苦労を思わず想像してしまう、運営熱意が伝わるツアーでした。
おしまい。