どさんこカメラが札幌でしかできない50のこと全部行ってみたよ。
№3イサム・ノグチと四季を知る。=モエレ沼公園。
モエレ沼公園は、かの有名な彫刻家イサム・ノグチが基本設計を手掛けた公園。
無料で入れる上に、広大な芝生があるので、夏はサイクリング、冬はソリ滑りなどなど
札幌中心部に近いにもかかわらず思いっきり体を動かせる公園だ。
(ドローンとか凧は飛ばしちゃだめだよ)
モエレ沼の彫刻は青空によく映えるけれど、今回は夕暮れ時に行った。なかなかいい雰囲気。
園内にはイサムノグチのモニュメントが点在して不思議なかんじ。
とってもきれいな公園なんだけど、実はごみ処理場を埋め立てて造った公園です。
モエレ沼公園のシンボル的モニュメント「ガラスのピラミッド」
ピラミッドの内部。三角形や四角形が幾何学模様のようで美しい。
ピラミッドの中の売店にあった、木と磁石のねじねじした面白いおもちゃ。
こちらは「モエレ山」。なんと不燃ごみで作られた人口の山です。
雪が積もるとソリ遊びができます。200円でレンタルできるよ。
「テトラマウンド」
「ミュージックシェル」
かっこいい彫刻だなあと思ったら・・・
正体はトイレだった!
園内はとーっても広いので歩いてみて回ると2時間以上かかるんじゃないでしょうか。
レンタサイクルもあるので使ってみると便利かと思います。
モエレ沼公園とは何か?
というのを説明するのは難しいですね。
公園でもあり、屋外美術館でもあり。
この公園を設計したイサム・ノグチは世界的な彫刻家。あと画家でもあり造園家でもありました。
彼の作品は、大通公園で見たことあるはず。
黒い御影石の滑り台「ブラック・スライド・マントラ」↓とか
「子どもに遊ばれて完成する」という彼の言葉通り、子供達に現在も親しまれています。
モエレ沼公園がまだ計画中だった頃、札幌市はノグチにモニュメントの設置場所として候補地をいくつか挙げていました。その中でノグチはモエレ沼のごみ埋立地に特に関心をよせたそうです。
さっそくノグチは1988年に公園設計に携わりますが、その半年後に病気のため亡くなってしまいました。
幸い、ノグチが生前完成させていた公園の模型があったので、それを基に造園は進められ、現在のモエレ沼公園ができたんだそうです。
今の公園をみたらなんて言うだろうね。