ふつうの町の写真を、撮っていくシリーズ。
第2回目は芦別市という町です。
芦別駅。
ノスタルジックです。
駅舎から外を見たとこ。
昔は、右側の椅子のある場所にキオスクや、アイスの冷凍ケースがあったそうです。
今はキオスクも、アイスも、駅員さんもいなくなり、無人駅になっています。
という事を、駅にたったひとりだけいたお客さんに教えてもらいました。
駅前には五重塔があります。
近づいてみると公衆電話ボックスでした。
たぶんバブルの時に建てたんだろうなあ。
この町には有名な観光名所として超巨大観音像(これもバブル期に建てられたもの)があります。が、諸般の事情により写真は撮りませんでした。以前は観音様の中に入れたみたいなんですが、今は観光施設ですらありません。気になる人は調べてみてください・・。
バブルの喧騒は過去のもの。駅前通りはとても静かだった。
公園に子供の姿はなかった。誰も見ていない噴水が定時になると規則的な水しぶきをあげた。
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【芦別市のデータ】
面積: 865.04㎢ ほとんどが森林。
市のキャッチフレーズ:「星の降る里」
札幌から:車で2時間ちょっと。
人口:14,000人くらい。
歴史:
1893年頃、山形県出身者によって開拓が始まる。
1935年 上芦別鉱業所の開坑を皮切りに、1960年頃まで炭坑で栄える。人口は最大で7万人にまで膨れ上がったが、炭坑閉山と共に人口は激減した。
「赤毛のアン」をテーマにしたテーマパーク「カナディアンワールド」は1997年経営破たんし、現在は無料の公園になっている。
名物:「ガタタン」。かつて炭鉱マンが食べていたという。
あんかけ的などろっとした料理で、中国の家庭料理がもとになってる。しばらく廃れていた料理を観光用に掘り出したらしく、市が名物としてアピールするまでその存在を知らなかった市民も多いらしい。
「病院が減って不便だ。地震が来てもあまり揺れないのが良いところ」(市民談)
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