どぶろくってご存知ですよね。日本酒になる一歩手前の、甘酒みたいなお酒です。
あれって、誰でも作っちゃいけないんですよ。っていうかどんなお酒でも勝手に作ったら酒造法違反で捕まっちゃいます。
でもなかには
「どぶろく」の歴史はかなり古くて平安時代以前じゃないかという話です。お米からできているお酒なので、お米と共に歩んできたながーい歴史があるんですね。
どぶろくは酒造法で罰せられるまでは、農家で普通に作っていたお酒です。
昔から作ってるんだから自由に造ったっていいじゃないですか、ということで前田俊彦という人がこういう本を出したりしたんですけど、
裁判で有罪になっちゃいました。世にいう「どぶろく裁判」ですね。
というわけでどういう理由をつけても我々は勝手にお酒を造ってはいけません。
ところが2002年の行政構造改革で、特別にどぶろくを作って売ってもいい場所ができました。それが「どぶろく特区」であります。
(別に市民が自由に作れるわけではないんですよ。特区とは名ばかり。)
どぶろく特区は全国各地にあるのですが、北海道は長沼町、新篠津村、上富良野町の3つが認可されております。(今日現在)
ココとココとココです。
なんですけど、日本酒のようにどこでどんなお酒が造られているかあまり情報がないんですよ。わかる範囲でまとめてみました。わかる範囲で。
▼長沼町
道内で最初に認可された町です。
・松村農場 「松ちゃんのどぶろく」
・木村農場「輝陵」
・ファームイン四季の郷「耕心」
・農事組合法人駒谷農場「雪のまい姫」
・阪農場 「一魂」
普通、もち米、桃色・・と何種類かあります。
これは普通タイプ。日本酒好きな方におすすめだそうです。
一口目、ガツンと来ました。マッコリとか甘酒とかイメージしたらやられます笑
焼酎が好きな人は、もち米から作ったタイプがおすすめだそうです。
長沼町はこんな感じのところ。
▼新篠津村
・新しのつのどぶろく
新篠津産のお米「ななつぼし」でつくったどぶろく。
▼上富良野町
・ビーバーファーム北川 「大地を醸せ」
有機栽培米を100%使用したどぶろく。
気になった方は検索して購入方法をお調べください。時期的に作ってないところもあるでしょう。だいたい直売所か道の駅で売っています。
飲んだらここに画像と感想をアップするかもしれないししないかもしれません。
強い酒はどうも不得意なので・・。
僕はビールが好きですよ。昼間にひとりで飲むやつがね…。