ノンノの森(津別町)にどさんこカメラが行ってきた!
かわいらしい名前の森。ノンノはアイヌ語で「花」という意味だそうです。
森林の中には小川が流れ、花が咲き、なんだかメルヘン。
この森、科学的に森林浴によるセラピー効果の認められた、れっきとした「森林セラピー基地」であります。癒されそう。
見ごろは終わってしまいましたが、この森で群生する花「九輪草(くりんそう)」が有名です。
九輪草。花が九輪になっているわけではない。
仏閣のてっぺんについている九輪という装飾が名前の由来。似てないけど。
苔むした倒木があちこちに。小川のせせらぎが聞こえ、森の香りがします。森の香り成分であるフィトンチッドは、吸収することでストレスを和らげるといわれています。
おとぎ話に出てくる森。という感じ。こういう雰囲気の森は初めてだったので面白かったです。
森にはたくさんの野鳥や動物がいるので、もしかしたらあえるかも。
リスらしきものを見たけど写真は撮れず。
ノンノの森には散策ルートが3つ。
車いすも通れる、こもれびの道(約1.4km)
小川沿いを歩く、清流の道(約1.8km)
せっかく行くなら歩いておきたい、みはらしの道(約2.4km)
血圧、アミラーゼ測定(ストレス度がわかる)をしてから森林セラピーガイドと森に入る。というツアーもあるそうです。
有料のガイドやツアーも組まれていますが、気ままに歩いてっても十分に楽しめます。
ノンノの森に行くため、森の近くの宿に泊まったんですが、そこにこんなパンフレットがありましたよ。
これを見て思い出した人も多いと思いますが、最近ヒグマの親子に車を近づけて見物し、怒った母熊が車に覆いかぶさるという事件がありました。
人間の非云々の意見が出るのは当然として、これを聞いてヒグマが車を怖がらなかったことも恐ろしかったです。
北海道ではヒグマの生息地に入るとき、鈴をつけたりラジオを鳴らしながら入ります。
ここに人間がいるから来ないでね!ってヒグマに知らせるためです。
人間が怖いので、基本的にはヒグマのほうから人間を避けてくれます。
でも、餌やりや過度な接近で人間を恐れなくなり、餌をくれる存在だと認識したら大事。積極的に近づいてくるかもしれない。
餌やりや過度な干渉は、自分の身だけでなく他人も危険にさらします。結果的にヒグマも殺されます。
山や森での撮影は、ヒグマが一番怖いです。
こんなことばかりだと、どさんこカメラが撮影中に食われる日も遠くないでしょう。
話題がそれましたが、ノンノの森では夏に蛍が集まるそうです。
日々に疲れ、森に癒されたい方はぜひ。