DMC‐G7の雑文②。
4Kフォトで蜂を撮ってみた
蜜に夢中で花がとれちゃった。
1秒間に30枚撮れる4Kフォトならぶんぶん蜂もばっちり。
蜂の羽の動きもわかる。
前回4Kフォトの概要についてはご説明しましたので
今回は機能について少し。
4Kフォトには撮影モードが三つ。
〈4K連写〉
シャッターボタンを押して、離すまでを撮影。
押してる間はバシャバシャ音がするので、カメラの連写的に撮影できます。
音声記録なし。
〈4K連写(S/S)〉
シャッターボタンを押して撮影開始、再びボタンを押して撮影終了。
音声も記録できるのでほとんどビデオ撮影といっていいでしょう。
〈4Kプリ連写〉
シャッターボタンを押した前後1秒間も撮影。
音声記録なし。
ここがシャッターチャンス!というところでシャッターを切ってもはずしたりするもん です。前後1秒もあれば撮り逃しはまずない。
紫の花の蜂は〈4K連写(S/S)〉で撮影しました。
なんでモードが3つあるかっていうと、やっぱり得意不得意があるようです。
例えば蜂が赤い花に止まったのがシャッターチャンスだとして、
〈4K連写〉で撮影してると、当然ですが、ずーとシャッターを押しっぱなしにしないといけないのです。まず指が疲れる。蜂がぶんぶん動くので追いかけながら押すのはなお疲れる。そしてシャッターチャンスのこないまま延々とシャッターが切れ続けるわけですからと、フィルムでもないのに焦ってきます・・。
というわけで〈4K連写〉はあらかじめ軌道のわかる鉄道やなんかが得意なようです。
逆に、動き回る虫や子供なんかの、動きの予測が不可能なものは〈4K連写(S/S)〉がおすすめです。
赤い花のほうの写真は〈4Kプリ連写〉で撮影していて、止まった瞬間!と思ってシャッターを切った、その1秒後です。シャッターチャンスがあらかじめ分かるものに向いています。
前回書いた通り4K動画でバッテリーは急速に消耗しますが、1個へった状態から通常撮影に切り替えれば、どうやらしばらく耐えてくれます。
とはいえ予備は必須。このバッテリーとても小さいのです。
撮影したいものがあらかじめ決まっているなら、4K用1本、静止画用1本もっておけば安心です。
ピントを合わせる時は
ファインダーをのぞきながら親指で蜂(動くもの)を追いかけると楽です。
追尾にしてもいいんですが、失敗したときの再操作が面倒なのであまり使いません。
タッチパネルなんて使いようがあるのかと思っていたら、すごく便利・・
4Kに関してはいろんな批評があるようですね。一昔前にフィルムカメラからデジタルカメラへ変わった転換期にも同じようなことがあったなぁと思いました。
フィルムはフィルムでいいところがあるし自分はフィルムカメラの写真も好きです。デジカメはデジカメでいいところがあります。もっと言えばモノクロとカラー写真のいいところって色があるとか無いとかで分けられないものですよね。
新しい表現方法やツールが増えるのは楽しいことだと思うのです。
4Kに少しでも興味をもたれた方は、いち早く取り入れて自分の作品にしてほしいです。