※雪印パーラーは、ビル解体のため平成29年4月に移転しました。この場所に現在お店はありません。56年間札幌駅前で営業していた、お店の在りし日の姿です。
札幌でしかできない50のこと。全部行ってみた。
№12ロイヤルにときめく。=雪印パーラー
今回の主役は雪印パーラーの「スノーロイヤル」っていうアイスクリーム。
雪印パーラーとはではパフェやアイスが食べられるお店です。
ある年齢以下には伝わらないかもしれませんがイメージ的にはカフェというよりまさに「パーラー」。
まずは雪印パーラーへの行き方です。
札幌は碁盤の目になっているから、1本間違えると面倒なことになるよ。
だから地下に潜ってしまうほうがわかりやすいと思うんだけど どう?
札幌地下歩行空間に潜って、1番出口から地上に出ます。
後ろを振り向くと札幌駅があるので、札幌駅ののほうに向かって歩きます。
するとすぐこの青い看板があるよ。
まず目に飛び込むのがこのショーウィンドウ。
雪印パーラーといえばこれです。名物ジャンボパフェ。
左の大きなアイスクリームタワーは90,520円
右上の悪魔的なキャラクターがついた「パラゴン」は7,360円!
皆で食べれば旅の思い出にはなるかもね?
ジャンボパフェの効果なのか、雪印パーラーは観光客や修学旅行生の御用達のお店なのです。
お店の2階はカフェスペースですが、
1階はお土産屋さんになっております。
特に珍しいお土産はありませんでした。
2階がカフェです。
平日に行ったせいか、地元のおばちゃん>観光客って感じだったよ。
店内は割とすいてました。
さて、本題。「札幌でしかできない50のこと」で紹介されている「スノーロイヤル」とは?
天皇・皇后両陛下が札幌にいらっしゃることになり、宮内庁からじきじきに「最高のアイスクリームをつくるように」という依頼があったらしいよ。
これを受けた雪印パーラーは2年の試作のすえ、「スノーロイヤル」という最高のアイスを生み出したんだって。昭和43年のことです。
スノーロイヤルはアイス単体と、スノーロイヤルのアイスを使ったパフェがあるんだけど、
せっかくだからパフェにしてみました。
2年もかけて作ったスノーロイヤル。
お味は・・・・・
甘い・・・・。
ここは人の好みによると思いますが。甘かった。
昭和の世と違って、甘味にあふれたこの時代に生まれた僕にはちょっとくどい甘さ。
しかし乳成分の配合にこだわっているだけあって、アイスのコクや滑らかさは抜群。くちどけなめらかでお上品。
パフェよりアイスクリーム単体で注文した方がちょうどいい量かも。
ジャンボパフェのイメージもあって修学旅行生御用達のイメージだった雪印パーラ。
そんな高貴なアイスがあるとは存じ上げなかったなあ。
ちょっぴり ロイヤルな気分になれた。
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