前回の続き。
ばんえい競馬の馬券を買いに来ました。
スタンド内は軽食が食べられるとこがあったり、ちいさいお土産屋さんもあります。
馬券。
競馬になじみのない人にはさっぱりわからない用語だらけです。でもダイジョウブ。
ちゃんとビギナーコーナーがあって、馬券の種類や買い方まで教えてくれるんです。
観光でぷらっと来て見た人も挑戦してみよう。
買い方は教えてくれますが馬は自分で選ばねば。
馬場水分、倍率、いろんな情報を加味せねば。
パドックの状況も加味せねば。かっこいいなぁ。
いろんな情報を加味した結果、強そうな名前の馬にしたら全部負けました。全部。
でも馬がたくさん見られて満足です。
このむきむきの馬が「どさんこ」だと思った人もいるかもしれませんが、違うんですね。
どさんこは足が太くてどっしりしているイメージは似ていますが、サラブレットよりも軽い比較的小さな馬で、日本の在来種です。
一方ばんえい競馬で走っている馬たちは、現在は外国種の混血がほとんどです。
フランス原産のプルシュロン種、ブルトン種などの重種の血が流れています。
昔は岩見沢などにも競馬場がありましたが、今残っているのはここ帯広競馬場だけ。
馬がまだ生活に欠かせなかった時代は道民におなじみのスポーツだったのですが、時代が変わって経営状況は厳しくなってきたようです。
昭和46年の資料では、騎手試験に合格した者のうち60%が農業者、15%が運搬業であったといいます。古い人の話では知り合いに一人は必ずばんえい競馬の騎手がいた時代もあったそうです。
存続問題が出たり消えたりしていますが、個人的にはなくなってしまったら寂しい。
大きくて力強いばん馬が好きだから。
また来ます。あ もう少しすてきなグッズがあるとうれしいよ。
では最後に十勝名産の「豆」をご覧ください。