どさんこカメラが「ながまれ号」に乗ってきたよ。
ながまれ号って?
ながまれ海峡号は「道南いさりび鉄道」が運行している観光列車。
JRは、函館の新幹線開通に伴って、江差線(五稜郭駅~木古内駅)を経営分離。
でも江差線がなくなったら困るよね、ってことでJRに代わってこの路線の運営をしているのが「道南いさりび鉄道株式会社」なんだよね。つまり列車を走らせてるけど、この区間はJRじゃないんだ。
緑色の線が新幹線。ここが開通したので、五稜郭駅~木古内駅の江差線はJRから切り離されちゃったんだね。青色がJR江差線だったところで、いさりび鉄道が全区間を引き継いだんだ。
列車はJRから譲渡されたのを使ってるよ。
この鉄道会社は第三セクター方式で、北海道、函館市、北斗市、木古内町などが株主になっているんだ。
いさりび鉄道の観光列車ながまれ号。食べながら飲みながら景色を見ながら走るツアーがあるらしいので乗ってみる。
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函館駅からながまれ号に乗ります。
五稜郭駅から木古内駅に向かって、折り返して五稜郭駅に戻ってくる日程。
ながまれ号。色がいいね。
新幹線開通で引退した「北斗星」の色を意識してるらしいです。
「ながまれ」って意味は道南の方言で「のんびりして」。とかそんな意味。
車内はこんな感じ。いかいか
ずーしーほっきーもいるよ。
すごい手作り感だけどこれはこれで楽しげ。
ながまれ号はJRからのおさがりで、キハ40-1793、1799の2両を改造したもの。36歳くらいだね。
車内の座席はそのままで、道南杉を使ったテーブルがプラスされている。
そのほかはあまり改造されていない。
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函館駅から五稜郭駅に向かいます。
ちなみにこの区間のみJR線で、JRから線路を借りて走ってる状態。
いってきまーす。
テーブルには海鮮丼が鎮座していた。
と思うしょ?これ、ケーキなんだよ。
ウニは栗のクリーム、イクラはオレンジゼリー、ご飯はスポンジ、醤油はカラメルソース。
函館の有名なお菓子屋さん「プティ・メルヴィーユ」が作った海鮮スイーツ丼だって。
イクラの再現性がものすごくて皮がぷちっと弾けてイクラっぽいのに味がオレンジという奇妙さ。
この日は暑かったんだけどクーラーなんて車内にはないもんだからその中で食べるケーキは何とも言えないものだった。おいしかったけど。
一緒に出てきたのはこれまた函館カフェの新星「Cafe akira」のコーヒー。ホットか・・暑い熱いだよ。
空調はこの懐かしの窓とファンだけ。温度なんてビールでも飲んだらどうでもよくなるんだけどね。
いや、気持ちだけでも涼しく。ということで通路には氷。
ガタンゴトンという轟音の中、汗だくのスタッフは声を張り上げて色々説明してくれた。
次に停車する上磯駅では地元商店街の立売が来るらしい。
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次は上磯駅。
売りに来てるボーバンベークは北斗市のパン屋さん。
たいしておなかは減ってなかったけど雰囲気で買う。いももちおいしい。
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茂辺地駅
もへじって読むよ。
跨線橋からの眺め。遠くに函館山が見える。
あ、EH800が来たよ。
新幹線が通ることで青函トンネルとかの架線電圧が変更されちゃったんだ。もともと走ってた貨物機関車はその電圧とかに対応してないから、新しくこのEH800が開発されたんだって。
次は折り返し地点。木古内駅に行くよー。
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