円山動物園のレッサーパンダに赤ちゃんが生まれたんだって。
見てこれかわいい。
というわけで円山動物園に行ってみましたよ。
もうすっかり秋だね。
獣舎につくと、ちらほら「どれが赤ちゃんなの?」って声が。
生後5か月ともなると体も大きくなるようです。ほとんどお母さんと変わらない。
手前が赤ちゃん。
奥が母さんのギン。ギンにとって初めてのこども。
大きくなったけど、表情がまだあどけない。毛もふわふわ。
あ、りんごだ。
この宙に浮いてるようなりんごは、薄切りにしてガラスに貼り付けられている。
ギン母さんは立ち上がって、手と口で上手に食べています。
かあさん、わたしも食べたいよ。
と言いたげな赤ちゃんを無視してギン母さんは全部食べてしまいました。
むしゃむしゃむしゃ!
ギン母さん。顔・・・。
赤ちゃんを毛づくろいするギン母さん。
りんごはあげないけどかわいい赤ちゃんだもんね。
寝なさいね。
赤ちゃんの名前はまだありません。現在投票中。
動物の名前なんてどうでもいいんじゃん。と今までは思っていたよ。
そもそもどさんこカメラは、動物園あんまり好きじゃなかった。臭いし歩くし。
カメラを持ってからは動物園に行く回数が増えて、同じ動物でもだんだん個体がわかってきたよ。やっぱり名前を覚えると愛着がわくよね。
だから今は、名前は大事だと思う。
ここで名前をもらって、いつか違う動物園に行かなくちゃいけなくなるかもしれないしね。
名前の投票は10月31日まで。園内で投票してね。
候補は5種類。
スズ:「金銀銅鉄錫」の5種類の金属の中から、母親ギンと伯母キンにちなんで。
杏(アン):杏の原産地の中国はシセンレッサーパンダの故郷。「杏」は成長による発展を表す漢字で、赤ちゃんが生まれた6月の季語でもあることから。
先(セン):続いているものの一番はじめという意味。エイタとギンの第一子であることを表し、「将来」「前途」という未来の意味もあり、これから先、健やかに育ってほしいという願いを込めて。
円実(まるみ):どこにいても円山動物園の生まれであることが分かるように、全国に新しい実(子)をたくさん実らせてほしいとの願いを込めて。
リオ:今年開催されたリオオリンピック・パラリンピックにちなんで、平和の象徴になってほしいとの願いを込めて。
どの名前になるんだろうね。
*11月12日、円実(まるみ)ちゃんに決定しました。