どさんこカメラが札幌でしかできない50のこと全部行ってみたよ。
№15公園で人形劇を観る。=こども人形劇場こぐま座。
この建物見たことある?
ちょっとコワいね・・。
この人じゃないですよ。
ここは中島公園の中にある人形劇専用の劇場「こぐま座」なんだ。
1976年に、日本で初めてできた公立の人形劇場だよ。
今年で40周年を迎えました。
何でも板垣札幌市長(当時)が、姉妹都市であるミュンヘンを訪問した際、人形劇に目を輝かせる子供たちに感銘を受けて作らせたそうです。良き時代のいい話ですね。
一度見たら忘れないこの建物は、田上義也(たのうえ よしや)という建築家の設計。
田上さんは、北海道で大正から昭和にかけて建築家として活躍。
豊平区にある「さけ科学館」も田上さんによる設計。屋根の下がちょっと鮭っぽい?
さて、さっそく「こぐま座」に入ってみます。
毎週末、だいたい1日に1~2講演ほど人形劇をやっているようです。
料金は400円前後。
講演により異なりますが、開園時間をすぎてもだいたい途中入場できます。
受付でスタンプラリーをもらいました。
スタンプをいっぱい集めると手作りの指人形がもらえるそうです。
指人形ってなんだっけ・・・って思いだすのに時間がかかるぐらい遠い存在。
こういうやつです。
下駄箱の上にあった人形。靴を脱いで、座布団に座って観劇です。
劇場の中はこんなかんじ。
キャパはざっと見80人程度でしょうか。天井にこぐま座があります。
ここにいるだけでなんだか懐かしいような、不思議な感じです。児童館っぽい。
さて肝心の人形劇は撮影できないので、気になった方はぜひこぐま座へ。
動かしてるのはフツーのおばさん、おねえさん達なんだけど、
それっどっから声だしてんの?って声が聞こえてきたり、演出が凝ってたりで、
人形劇ってすごいんだね。と思いましたよ。
何講演か見たんだけど、子供たちの目が釘付けになってて面白かったです。
人形劇の劇団はいくつかあるので演じる団体は講演によって違います。
人形劇のほか、腹話術あり、紙芝居あり、
大人も笑ってしまうようなものもあれば、正直眠くなるものもありました。
その辺は好きな劇団を見つけてみるといいかもしれません。
赤ちゃん連れのひとも大丈夫そう。途中でぐずっても入退場はフリーな雰囲気です。
人形劇なんて何十年ぶり。子供のころ、確か1回は見たことがあったはず。
逆に言うと1回しか見てないのに覚えているという事は、子供なりにインパクトがあったんだね。
公演スケジュールはこちらからどうぞ。
こういう施設、他ではなかなか無いかもしれません。