カブトムシを捕まえるとき、思ってたよ。
樹液ってどんな味がするんだろう・・・。
あ、樹液。売ってるじゃないですか。
白樺樹液100%だそうです。
白樺っていうのは白いこういう木ね。北海道にたくさん生えてる広葉樹です。
無色透明。でも水じゃない。樹液です。
なんとなく森のようなにおいがする。
樹液ってゆうのはそもそも樹木に傷がついたときに、その傷口を治すために分泌するものらしい。つまり傷薬みたいなものかな。
水に見えるけど、根から吸い上げたものを樹木の中で処理しているからもはや水ではない。
栄養的にはミネラルが豊富らしいです。
のんでみると、ほのかーに甘い。
チープな表現でいうところの”やさしいあまさ”。
体にしみてくような感じ。おいしい。
白樺樹液100%と謳っているので、砂糖は入っていません。
甘さの割には炭水化物0.8mgという嬉しい数字。熱量もほぼなし。
いろんなものがカラカラに乾くこれからの季節に常備したいくらい。
しかし1本300円程度するのが考えどころ・・。
Amazonでも売ってるけど、
自分はさっぽろ地下街オーロラタウンの〈まるい〉道産食品セレクトショップ きたキッチンで購入しました。
美容、健康の効果のほどは知らないし興味がありません。
そもそも白樺樹液を飲むこと自体、フィンランドやロシアなどで昔から行われてきたようです。「白樺ジュース」ってやつですね。
北海道でもアイヌの人が古くから飲んでいて、「タッニ(樺の木)ワッカ(水)」tatni-wakkaと呼ばれていたそうだよ。彼らはこれに木の実の果汁をいれてお酒を造ったりもしていたらしい。
カエデから採れる樹液は煮詰めるとメープルシロップになるよね。
どんな木から採るかによって、樹液の成分も違うみたいだよ。
白樺樹液は昔からあったけど、採取後の保存方法が確立していなくて商品化は難しかったんだって。
商品化への方法を探ったのは、北海道美深町の松山農場ってところ。
商品開発に5年もかけたそうだよ。今では白樺樹液のシェア90%だって。
この値段はその技術料ってことで。