どさんこカメラ

北海道各地で撮った写真を掲載します。

シマエナガいるかな?冬の野幌森林公園

冬の野幌森林公園に行きたいなあ。

 

何でかって、このレンズがあるんだけど全然使ってないんだよね。

Panasonic 望遠ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 /MEGA O.I.S. H-FS100300

Panasonic 望遠ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 /MEGA O.I.S. H-FS100300

 

重さは約500g、大きさ12センチの小ささで、 600ミリ望遠相当のレンズなんだよ。すごくない?

これで鳥とか撮りたいなー

と思いつつ冬は終わりそう。

じゃ、行ってみましょう。野幌森林公園。

 

 

野幌森林公園て?

野幌(のっぽろ)森林公園というのは森林が残されている広大な公園で、広さは2,053ha。新宿御苑の35倍くらいの広さです。

とても広いので札幌市・江別市・北広島市の3市にまたがっています。

 

冬はほぼヒグマの心配がないし、人も少ないので寒いけどおススメの時期です。

 

駐車場

駐車場は冬季でも除雪が入っているので駐車可能です。春夏ほどのスペースはありませんが、駐車に不自由はしません。

服装

暖かい恰好+スキーウエア上下などがおすすめ。

帽子、手袋は必須。

あとネックウォーマーがあると良いです。マフラーよりぜんぜん暖かいよ。

多くの人は歩くスキーを履いていますが、道が除雪されているので徒歩でも大丈夫。

お出かけ靴よりスノーブーツが歩きやすいよ。

スノーシュー(こんなの↓)を履いてる人も多かった。

DOPPELGANGER OUTDOOR アルミ合金スノーシュー キャリーバッグ付属 【バランスの良い25inch】 SW-10B

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 いわゆるかんじきですね。

以上、次の冬のためのメモ。

スノーシューがあるとコースの外も歩けるのでいいなあ。でも沢に落ちたりしないでね。

 

広大な敷地にルートがいくつかあるので、好きなとこをあるけばいいよ。ルートによって見られる植生が違うみたい。

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スノーシューでコースを無視して逸脱しなければ、遭難することはないと思う。

公園の周囲は市街地なので、10キロも歩けばどこかにでる、はず。

 

 

道はこんな感じのが延々に続きます。さあ鳥を探そう。

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最近よく見るシマエナガ、いるかな?まさか、あえないだろうね。

キツツキもいるらしいフクロウもいるらしい?

リスもいるかもしれない。

 

 

どきどきしながら歩くこと1時間。鳥は見つからないのだった。

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声は聞けども姿は見えず。

意外とここ、木が少ないなあ。とか思い始めたり。

 

 

 

自分の足音がうるさいので、鳥の声を聴くために時々歩みを止める。

どーん・・山鳴りのような、遠くから聞こえる低い音。

田舎に住んでいたときはよく聴こえたこのどーん。久しぶりに聴いたけど、大人になった今でも音の正体がわからない。

じゃなくて鳥を探してるんだった。

 

 

 

 さらに歩くこと30分、小鳥の一団が近くの木にやってきた。チャンスですよ。

ああでもこの鳴き声はよく聞くから、きっとよく見る鳥だわ。

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なんの鳥かわからないけど、横っ飛びがすごく素早いこの小鳥。

ぴゅぴゅっと動くからなかなか撮れない。しかも逆光。

三脚持ってこなかったので、手持ちで必死に追いかけて撮った。

 

なんかをつついて食べてるみたい。

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あれ、この鳥は。

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シマエナガ、っぽい・・・。

 

シマエナガだ!

 

尾の特徴。ダイヤが3つ並んでる◆◆◆みたいな模様があるよ。

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シマエナガは「エナガ」という鳥の亜種で、主に北海道でみられるらしい。

最近かわいいと人気でちやほやされている。

 

 

 

たしかにかわいい・・

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まともに顔が映ったのはこの1枚だけ。手を振っていらっしゃる。

シマエナガたちは集団でやってきて、急いで木の中の何か食べると、せわしなく飛び立ってまた別の木をつついていた。その行動にかわいらしさは感じられないけど。

あえてうれしいよ。

 

 

さらに歩いていくと、コンコンコン。なんの音。

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アカゲラです。

 

かっこいい。

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三脚が無かったのが悔やまれるけど、シマエナガとアカゲラにあえたので満足。

休憩のため「ふれあい交流館」を目指します。

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中はこんな。あったかいよ。

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窓辺でおひるを食べていたら、外の巣箱に鳥が来てた。

 

なんだ、ここで見れるじゃん・・。

ガラス越しで曇り気味だけど撮ってみた。

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ヒヨドリだと思う。

 

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ヒヨドリがいなくなると、待っていたかのように一回り小さな小鳥が大集合。

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小鳥だから鳴き声はぴよぴよ可愛いけど、雰囲気としては怒鳴り合ってる感じ。

 

小鳥たちはヒヨドリが夢中で食べていたリンゴには全く興味が無いらしく、奥にあるナッツが大人気。

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同じような大きさで似てる小鳥たち。調べてみると違う種類。

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これはシジュウカラ。

 

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これはハシブトガラ。

 

 

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これはヤマガラ。

 

ああ巣箱に小鳥がいる。でも名前がわかると、あれはヤマガラ、これはヒヨドリ、と個別に認識できる不思議。脳は意外と事象をぼんやりとしか認識しない。

またヤマガラにあったら、小鳥ではなくヤマガラと認識できるだろう。

名前がわかるという事は、全体じゃなくて個がわかるという事だね。

バードウォッチングにハマるひとの気持ちがわかる気がした。

 

あと軽い三脚が欲しいです。

 

おわり。