見慣れたTUTAYAをふと見ると、リニューアルされていた。
1階はコンビニと・・・「JB」??
JBとは・・JB ESPRESSO MORIHICO.というカフェ。
MORIHICO(モリヒコ)が運営している。
モリヒコは、JB以外にも、いくつか店舗を手掛けている。
北海道で、今一番勢いのあるコーヒーショップ。
JBは2017年に、TUTAYAの1階に併設されたカフェ。モリヒコの8店目の店舗になる。
打ちっぱなしのコンクリがおしゃれ。
背もたれの少ないソファは全然くつろげなくて、長居させない工夫なのかな・・。
会計前の本を自由に持ち込んで読んでいいそうです。
札幌にもこういうタイプのカフェがありますけど、僕はどうも汚しそうで気が進みません。
横はコンビニ。
本と共にコーヒーとエスプレッソを楽しめるのがこのお店のコンセプトのようです。
コーヒーと甘いものを注文。
焼きドーナツ
コーヒー、おいしいですよ。
モリヒコ系列の店にしては、混雑している様子もなく、本屋ということもあってか店内は静かで良いです。
カフェといっても半分イートイン的な感じだし、イスの形をみてもらえばわかるように、あまりのんびりまったり的な使い方ではないです。が、手軽にモリヒコのコーヒーを飲めるので、ちょっとした休憩が贅沢になるのは間違いありません。
さて、「モリヒコ」というのは何ぞや?ですが、札幌のコーヒー屋さんです。
おそらく、今北海道で一番パワーがあります。
以前の記事にも書いていますが、円山で1990年代に開店した、古民家を改装したカフェが始まりであります。
これがその1号店「森彦」
店内はこんな感じ。
日曜になるとお店の前に順番待ちのお客さんがいます。
森彦は一昔前まで、知っていると通だね!って感じの店だったんですが、あれよあれよと人気になり、旅サイトには必ず載るようになり、今ではその評判が海を越えてしまったようです。
そのモリヒコが2000年代に入って、店舗を増やしていきました。
2号店の「アトリエ・モリヒコ」、コーヒーファクトリを兼ねる「プランテーション」、お菓子が主役「マリピエール」・・・・・・何回か行ったけど写真はありません(ないのかよ)
どれもモリヒコが経営していますが、森彦ではなくモリヒコであり、MORIHIKOである。と書くとそれぞれのお店の個性が伝わるでしょうか?
テイクアウト方式の店舗は除いて、どの店からも感じるのは
「・・なんか東京ぽい」
モリヒコのオーナーは東京出身だそうで、色んなカフェを巡るのが好きだったそうです。センスもあるし経営手腕もあったし、モリヒコの登場と共に札幌のカフェって「おしゃれ化」が2000年代から始まったように思うのは気のせいでしょうか。
客層もそんな感じで、2号店の「プランテーション」なんかは、僕のような山と渓谷を愛するオッサンには少々場違い。

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オッサンにはそもそも、わざわざ行列に並んで、それ系の客の騒々しい店内でコーヒーを飲む意味がよくわからない。(だからオッサンなのです)。
モリヒコのコーヒーはおいしいし、お店の造り方も好きです。インテリアも間取りも素敵です。おまけにスイーツもコーヒーに負けないくらいおいしい。
そのままの雰囲気で、も少しひっそりやってくれはしないかな。というのは密かな願いだったりします。
近々海外へのフランチャイズ展開もあるとかいう話。
まったく僕の願いはいつ叶うのか。