室蘭のお土産を探しに
道の駅「みたら室蘭」に寄りました。
あまりパッとしたものが無いなあ・・と思っていると
きらりと光るデザインのクッキーを発見
その名も「鐵(鉄)の素」
どんなクッキーなのか買ってみました。
なぜ鉄かというと、
室蘭市は「鉄のまち」と呼ばれているから。
室蘭は北海道開拓のかなり初期段階から主要な港とされ、製鉄所が多く作られました。
クッキーはこんな感じ
鉄鉱石(ココアクッキー)、石灰石(きなこクッキー)、石炭(黒ごまクッキー)
クッキーのモチーフになっている鉄鉱石、石灰石、石炭は、いずれも鉄を作る原料。
同封の実物写真と比べてみるとそっくり・・・
味は至って普通の素朴なクッキー。
食品添加物・人工甘味料無添加なのであんしん。
なんと鉄分が豊富に含まれているそうです。鉄なだけに。
味はシンプルですが、小麦粉やきなこは北海道産を使用、有機ココア、有機豆乳をつかうなど原料へのこだわりが感じられます。
製鉄についての詳しい解説書付きです。
このパンフレットの監修は「日鐵住金室蘭製鐵所」がきちんとしているそう。
箱のパッケージデザインは室蘭在住のイラストレーター、
お菓子は室蘭の製菓会社「ナニナニ製菓」によるもの。
室蘭づくしです。
~「鉄のまち」の礎を築いたのは、北海道炭礦汽船株式会社の専務取締役だった井上角五郎。
兵器を輸入に頼っていました時代、兵器国産化を目指していた海軍の説得により、製鋼と兵器製造を行う日本製鋼所を設立(明治40年)。
さらに、明治42年には念願の製鉄場(現在の新日鐵住金室蘭製鐵所)を設立。
井上は「室蘭の製鉄業の祖」と呼ばれ、室蘭は鉄工業のまちとして発展を始めたのです・・~
ってこれはお菓子に入ってたパンフの触れ込みです笑
室蘭の歴史にちょっと詳しくなれるかも?
ちょっと値段は高くなりますが、さらに厳つい感じのアルミ箱もあります。
ということで、室蘭のおみやげで面白かったのはこのクッキーですかね。
あと美味しかったのは、冷蔵品ですが 室蘭うずら園の「うずらプリン」、「うずらカステラ」がおススメ。