というわけでちょっと仙台に行ってきましたよー。
行って良かったオススメスポットなんかを書いておきますね。
はじめてのピーチ、やっぱり安い。
すでに利用してる方は多いと思いますが、今回初めてピーチ航空を利用しました。手続きやらを調べるのがめんどくさかったんで二の足を踏んでたんですよね・・。
結論から言うとなまら安いです。新千歳空港⇔仙台空港往復で13,980円で行けちゃいました。片道6,490円!
この衝撃、これが当たり前の人には伝わらないでしょうが(^^; ひとむかし前までは考えられない値段ですね・・
普通の航空会社で行くと、だいたい往復で4万~5万くらいかかっちゃいます。
デメリットとしてはチェックインの時間が他の航空会社よりシビアなので、冬季の利用は厳しいかなと思います。北海道って冬の道路はほんとにどうなるかわからないので。
空調もイマイチなので冬は激寒そうです。
座席は薄くてペラペラ。たまに後ろの人に押されたりするのが伝わってきちゃうんですが、1時間弱の搭乗時間なのでそんなに気になりませんでした。
ピーチは受託手荷物が有料ですが、今回お土産をほぼ買わなかったので全く問題ありませんでした。
飛行機代ってかなりネックになる部分なんですが、良い時代になりましたねー
おすすめ①
おいしい牛タン屋は意外にもここ!
仙台といったらやっぱり牛タンです。
数々の牛タン屋を巡った結果、一番おいしかったのは・・・
「牛タンレストラン陣中 」(仙台国際空港店)です
え?どこそれ?って感じですよね・・そんなにメジャーじゃないお店。
分厚いのに柔らかい牛タン、しっかり麦の入った麦飯、味の整ったテールスープ、と非常にバランスがとれた味になっておりますよー。
ここのお店は「塩麹」につけた牛タン専門店。最初は「麹につけてない普通のやつが食べたいなあ」と思っていたんですけど、麹の力で分厚いお肉もやわらかくなっています。
仙台空港の中にあるので立地もいいですね。わりと遅くまでやっているので入りやすいと思います。
ちなみに僕の中でのベスト・オブ・牛タンは「喜〇」だったのですが・・・以前食べたおいしさほどではなく、ちょっとがっかり(支店だったから?)。
「利〇」も有名ですが、札幌にもあるのでパス。
「味〇助」も有名ですが、行列に並ぶと思われるのでパスしました。
おすすめ② 餅の聖地「村上屋餅店」
仙台のもう一つの名物「ずんだ餅」。すりつぶした枝豆を餡にしたお餅です。
ずんだを食べるならこちらの「村上屋餅店」がおすすめ。
15分くらい席が空くまで待ち、三色餅(ごま、ずんだ、くるみ)を店内でいただきました。
この餅の美しさをご覧下さいよ!
餅がもうとにかくもちゃもちゃですごいです。北海道とはもち米の品種がちがうのか?それともつきたてだから?とにかくもっちゃりします。
他のずんだと食べ比べてみても、餡の甘さとなめらかさに品があるお餅でございます。
駅とか空港で売ってるずんだとは全然違う味です。
これは持ち帰ってホテルで食べたやつ。みかんといちごのお餅。
おじいさんからおねえさんまで、たくさんの人が来ていていい感じの店でした。
おすすめ③
松島のおしゃれカフェ「松華堂菓子店」
ちょっと仙台市内を離れて松島にもよったのですが、「松華堂菓子店」のカフェの雰囲気が良かったです。カステラが有名みたいですね。
▼レトロさをいかした感じの店内
▼窓からは松島が一望できます。
2階がカフェなんですけど、1階ではおせんべいやお土産も売っていました。
番外編
ダテバイクで移動(中級者向け)
仙台市内には電動自転車をレンタルできる「ダテバイク」なるサービスがあります。
各地にあるポートに返却すればOKという、無人レンタサイクル的なシステムです。
会員登録するとメールが送られてきて、メールに記載された番号を自転車に入力すると開錠できます。カード決済でお支払い。
札幌でいう「ポロクル」みたいな感じ。
徒歩やバスで移動するより断然早いです。
ただし、仙台市内は交通量も多く道も狭いので、ある程度土地勘が無いと危ないと思います。マップをみながら走行すると危ないですよー。
自転車はポートに返却しなければならないのですが、ポートが満車だった場合別のポートまで走らなければいけないのが不便でした。あと、アプリ上ではポートがあるのに現地に行くとポートが廃止されてたりと、普及してるのか廃れてるのか・・。
おすすめ④
油麩丼もおいしい「おでん三吉」
ここも人気店らしいんですが行ってよかったです。老舗「おでん三吉」。
店構がいい感じですな。
幸運にも予約なしで入れたんですが、開店30分で満席になっていました。
一応、席の利用は2時間までとなっているので時間を気にしなければ入れると思います。
おでん。練り物系が旨かったです。
(がんもの顔は大将です)
他に山菜なんかもあって、地元のものが食べられるメニューとなってます。
で、おでんもおいしいのですがこちらの「油麩丼」が食べたくてこの店に来たのです。
油麩丼は宮城県の郷土料理で、その名の通り油麩(油で揚げた麩)を親子丼みたいな感じで卵でとじて丼ものにしています。
初めて食べたけど、肉にはない美味しさがにじみ出てきて旨いです。
大将は楽天の始球式に出てたりと、仙台では有名人なんでしょうかね。
▼おいしかったので帰りの空港でこれを買いました。(三吉のものではありませんが)
実は、僕にとってこの街にはあまりいい思い出がありません。
随分と月日が経ちましたが、まだその事を消化していないような、忘れ物をしたような、残尿感のような・・?気持ちを抱えたまま生活していました。
それを取り返したいような気持で行った旅でしたが、行ってみると、そんなことはどうでもいいように思われました。
「あったこと」として自分の引き出しにしまえた感じ。
さようなら仙台。昔と似ているけど違う、パラレルワールドのような街。
付き合ってくれた友人にひっそりと謝辞を述べます。
大事なのはやっぱり、今なので。