自然や動植物がメンタルに良いのは科学的に証明されている。
身近な自然といえばペットや観葉植物だが、北海道民でありながら自然に飢えているネクラ・アウトドア民の我々(勝手に巻き込んで申し訳ありません、グランピングはキャンプじゃないと思っている人のことです)にとってはなんだか物足りない。
しかし北海道に住んでいながら、自然に触れ合う機会の少なさよ・・。
日々仕事に追われる社会人にとって、自然とは意識しないと自覚できない感覚になってしまったのだ。かくいう僕も「自然」的なものを意識するのは1カ月で10回程度に過ぎないのだが、それでもゴミの日よりは多いのである。
ゴミの日に毛が生えたくらいの自然観察能力ですが、いろんなものに気づいたのでみてください。
雪の結晶
雪の結晶には毎冬惹かれている。
しかしながら天気が良く(明るく)、結晶が大きく成長していて、なおかつ写真をとる元気があって、と条件を並べるとなかなか撮影ハードルが高い一品なのだ。
ちょっとでも息がかかるととけちゃうのだ。
鳥たち
こいつはこんなすました顔をしているが、
よく見るとヒマワリの種をぶちまけている。豪快な食べ方だ。
誰かが公園にヒマワリの種をまいている。てっきりそのまま食べるのかと思っていたら、小鳥たちはヒマワリの殻をつついて外側の堅い皮を外し、中身だけを上手に食べているのだった。
ちなみに小鳥にあげるヒマワリは無塩・油なしのものが良い。
この小鳥は「ヤマガラ」
鳥類はどうもにがてなんだけど、シジュウカラとかゴジュウカラとか「○○カラ」と名前につく鳥は可愛いような気がする。
これは「シジュウカラ」。中島公園のバラの樹にとまっていた。雪と赤い実と小鳥は百点の組み合わせと思う。
アカゲラ
どるるるるるる というドラミングが突然聞こえたらそれはこの方。わりと公園にもいる。
顔がずいぶん汚れているけどどうしたんだろう・・・。
あいつ
地方に行くとふつうにいる。
札幌の住宅街でもみるけど・・・
馬
これは夏に撮った写真だけど日高地方はこのくらい雪が無いに違いない(きめつけ)
日高の方は同じ北海道と思えないほど雪が少ないので老後は日高が良いなと思うけど多分住めないだろう。
この2頭のサラブレットは騸(せん)だ。
騸というのは去勢された馬のことである。
こういう動物はペットでもなく野生動物でもない。競走馬は家畜とも違うし、なんとも微妙な立場だが競走馬は美しいと思う。
ちなみに米サイエンス誌によると野生の馬はすでに地球上に存在しないのだそうだ。
自然とは一体・・・
本
ジェラルド・ダレルの「虫とけものと家族たち」がまあまあ自然にいざなってくれるのでおすすめ
ギリシアのコルフ島に移住した一家の話なのだが大事件もロマンスも一切おきない。
特になにも起きない中で、ただ主人公の少年が虫やけものと戯れる話です(爬虫類や昆虫が嫌いなひとは向かないかも)長い夏休みの様な本。
不自然な自然や人工物に囲まれると気がふれてしまう一部の皆さん。
きっと身近にも自然はたくさんありますよ・・。