息抜きをしに野幌森林公園に行った。
円山公園でもいいんだけど知り合いに会ったら嫌じゃないですか。っていうかそういうメジャーなところは皆考える事が同じなので結構混んでいる。
カメラはいらないかなと思いつつ、でもどれも充電切れだったので、たまたま生きていたLUMIX G1を持っていく。
パナソニック・ルミックスDMC-G1は、2008年に発売された、記念すべきルミックスマイクロフォーサーズシリーズの第1号機。
ミラーレスカメラっていうのは当時全然メジャーじゃなかったんだけど、パナとオリンパスがマイクロフォーサーズシステムっていう新規格をつくって、頑張ってカメラがちっちゃくて軽くなった。
いちおう、当時は「世界最小最軽量」だったデジカメである。
今でもルミックスシリーズは発売されてるんだけど、この時はなんと日本製だった!すげー。
公園内にある「北海道百年記念塔」をぱしゃり。
この塔は何かというと、1970年、北海道開道100年を記念し約5億円を投じて建てた塔。
しかし雨水による腐食が進み、危険なので現在は立ち入り禁止となっている。
現状維持には25億以上、撤去には4億円以上が試算され、どちらにしても莫大な金がかかるんだけど取り壊しが決定している。
中にはエレベーター的なものがあって昔は登れたのかもしれない。
道民の寄付も2.5億あるんだけどそれを差し引いても莫大な金がかかってるんで、「金の無駄遣いだっ!」っていう意見はもちろんわかるんだけど、この塔は姿が見えるのでそういう事が言えるだけであって、世の中には姿の見えない無駄遣いもあるのでそちらの方がおそろしい。
この塔が建てられた70年代はまだ北海道も日本も元気いっぱいだったので、でっかい塔的なものをおっ建てたいというオス的心理も判らんわけでもないが、それなら道民の寄付でまかまった2億5千万円分のサイズの塔にすればよかったわけで、やっぱり身の丈に合わないモノをもつのはよくない。
自宅待機に飽きた人が公園にはちらほらいる。
歩いてるうちになんとなく写真も撮る。
このカメラは2008年製なんだけど、やっぱり画質も今と比べると劣るんで、ああ当時はこれでもすごかったんだけどなあとか、電気店でカメラを買うってのが新鮮な時代たったなとか考えながら歩く。
まあでもオールドレンズで撮ったようなふんわりした感じがしなくない?
そのうちデジカメにもオールドカメラのブームが(こないか)
当時は空がぱっきり写らないのが気に食わなかったんだけど、これはこれでいい感じの様な気もする。なんでも綺麗に映ればいいってわけじゃないぞ。
ってなことを考えてたらコゲラが
コゲラは一番ちいさなキツツキの仲間。
横縞が目印。
とてもこのカメラでは撮れそうにない・・。
アップにしたけど画質がひどいすね‥
後日、ルミックス GX7-MKⅢをおともに再アタック。
こちらは2018年発売なんで、ルミックスG1から10年経っていることになる。
G1はルミックスGシリーズの初号機なんだけど、Gシリーズがプロ向けに進化していって大きくなった事、ミラーレスは小さい割に高性能に進化していったんでこちらのGXシリーズ(小型のルミックス)に乗り換えた。
アカゲラ発見。
虫を食ってる
おお‥ ルミックス 10年の進化よ。
パナもCMや売り方がもう少しうまければなあ‥技術はあるのにねー。
そういえばルミックス G1のCMは綾小路きみまろがやってたのだよ。