どさんこカメラ

北海道各地で撮った写真を掲載します。

4月に見て面白かった映画&近景

皆さんこんにちは。

北海道はなかなか暖かくなりません。

カメラのリハビリを兼ねて散歩に行きました。

 

 

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先週はこのようにしょぼしょぼだった蕾。

 

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だんだんとほころんできたようです。

 

鳥でもいないかな・・・

と探しましたが、最近は公園に人が多く、音に驚いてあまり近づいてこないようです。

 

そんな中ツクシの中にツグミ。

胸を張って歩くのはツグミのお得意のポーズ。

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ツグミは冬になるとシベリアからやってくる渡り鳥です。

5月くらいまで北海道にいて、その後はもっと暖かい南へ行ってしまいます。

 

 

アカゲラのオシリ。

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顔は見せてもらえませんでした。お腹の赤が鮮やか。

 

 

 

ゴールデンウイーク中は雨だし、とりあえず札幌市内外の不要不急の外出は避けろってことなんでおうちにおります。

全然人に会いたくないでいいんすけどね。

 

以前のように外の情報をこのブログに書けないのは残念です。

(にもかかわらず、定期的に読みに来てくださっている方ありがとうございます)

で、当ブログの趣旨とは違うんですが、うちにいる時間が増えてるんで毎月読んで面白かった本とか映画を紹介していこうと思います。僕が見る量なんてたいした数じゃないんですが、こうすることによって毎月本と映画をインプットするノルマが自分に課されるわけです笑。

今月だけで終わっちゃう可能性もありますがおつきあいください。

 

 

おもしろかった本

 今月は3冊読みました。その中で面白かった2冊。

 

暗号解読(上)(新潮文庫)

暗号解読(上)(新潮文庫)

 
暗号解読(下)(新潮文庫)

暗号解読(下)(新潮文庫)

 

 「暗号」とは何ぞや?ということを、暗号の作り手、そして解読しようとする者の視点をいったりきたりしながら読み解いていくお話。

暗号は中世から世界大戦に至っても一種の「武器」だったわけで、暗号の歴史は戦争の歴史でもあり、国と頭脳をかけた長い戦いなのだ!ということがとても分かりやすい解説で書いてあります。

暗号となるとどうしても数学的な解釈が必要になるのですが、数学苦手な人(僕ですね)にも分かりやすく書かれているので大丈夫です。

歴史好きにもおすすめ。エニグマの仕組みも分かります。

 

 

 

 

 

おもしろかった映画

 今月は5本みました。その中で面白かった映画2本。

 

グッバイ、レーニン!

グッバイ、レーニン! (字幕版)

グッバイ、レーニン! (字幕版)

  • 発売日: 2013/12/25
  • メディア: Prime Video
 

あらすじも読まずに見たんだけど面白かった映画。

時代は東西ドイツ統合前後。

主人公がとある理由から、家族や映画おたくの友人を巻き込んでひたすら母のために奮闘する映画。

予備知識なくてもおもしろいけど、学校で習ったことを思い出すために

・昔はドイツは東と西に分かれてた

・東ドイツは共産主義(ソ連主導)、西ドイツは資本主義(アメリカ主導)

・ベルリンの壁崩壊後は東ドイツは西ドイツに吸収されて消滅した

(主人公は東ドイツ出身)

という事を思い出すと、より楽しめると思います。

主人公の行動っていうのは、国という大きな視点で語るのとは別として、東ドイツが故郷だった人々の個人的感傷を代弁しているようでなんだか切ない話。

 

 

 

インサイド・ヘッド

インサイド・ヘッド (字幕版)

インサイド・ヘッド (字幕版)

  • 発売日: 2015/09/25
  • メディア: Prime Video
 

ディズニー&ピクサーのアニメ映画。ある女の子の頭の中の擬人化された「感情」たちの物語です。 

いったいなぜこんなチョイスを・・

というのもこの映画、有名な心理学者がちゃんと監修していて、これを観れば人間の感情の動きがわかるそうなんですよ。

たぶん心理学に興味がある人はわかると思うんですが、例えば怒りは、自分の怒りを客観的に観察することである程度おさえることができます。でもそういう感覚って練習しないとわかりにくいものなんですけど、これを見ると「あ、人間って感情が動かしているんだな」という事がよくわかるわけです。

世間的には「明るくポジティブなのが正義だ!」みたいな風潮がありますが、それだけでは感情のバランスが取れなくなるのもきちんと描かれています。

ディズニー映画なので家族愛が前面に押されてるのは気持ち悪いんですが、ビンボンが素敵だったのでよしとします。ビンボンには泣かされます。

 

 

 

おすすめではありませんが「シカゴ7」も見ました。日本ではメジャーな事件じゃないし登場人物が多いんで単語知らないと混乱するかも。

デモ隊との衝突があった1968年は大統領の選挙年で、あの会場は民主党が大統領の指名候補を選出する大会の場所だったわけです。現大統領は民主党でベトナム戦争を推し進めていたので、反対するたくさんのグループが集まっていたわけですね。

いろんなグループが出てきて混乱の元なんですが、とりあえずは団体は違うけど同じ無実の罪で拘束されてる7人(8人)VS悪裁判官 という構図をおさえればよいかと。

個人的にはマーク・ライランスの演技が良かったです。

にしても今年のアカデミー賞ノミネート作品が、もうおうちで見れてしまうなんて‥いい時代になったなあ。