北海道のハードパンを扱うお店を淡々と紹介する「ハードパンを巡る旅」シリーズでございます。今回も実店舗ではなくネットでお取り寄せできる店を紹介しております。
Gosh-ゴーシュ- (美瑛町)
本日ご紹介するのは美瑛町の美馬牛にある「Gosh」さんのパンであります。
まずね、このお店のある「美馬牛」って地名読めました?
「びばうし」って読むんですよ。アイヌ語の「ピパウシイ(pipa-us-i)」(カラス貝・多くいる・川)からきています。
美瑛町美馬牛はこのへんです。
といっても札幌から140kmはありますけどね・・
で、その美馬牛にあるGoshさん。
読み方はゴーシュですね。「セロ弾きのゴーシュ」のゴーシュ。以下カタカナでゴーシュと書きます。
春のカンパーニュまつり
ゴーシュさん、なんですかね、カンパーニュの数がめっちゃ多いんですけど。
ハードパン好き、そしてカンパーニュ好きにはたまらないじゃないですか!!
まずはシンプルなクラシカルカンパーニュから頂きましょう。
ライ麦の配合が50%とのこと。
スライスしてみます。
写真からも分かると思いますが、生地がみっちりしていますね。
食べた時の食感もむちっと弾力があります。最高。
酸味のバランスもとてもよく、個人的には四半期のベストオブカンパーニュ。
続いてラム酒漬けレーズンといちじくのカンパーニュ
自家製ラムレーズンとイチジク入りという変わり種のカンパーニュ。
ゴーシュさんのロングセラー商品だそうです。
カンパーニュというと油脂系の食品と相性がいいのですが、甘味のあるドライフルーツもあうのだねえ。という発見がありました。
最後はオレンジとアールグレイのカンパーニュであります。
こちらは紅茶とオレンジピール入りです
まず噛もうとした瞬間にふわっと紅茶の香り、そして噛めば噛むほどオレンジの香りが楽しめます。
カンパーニュの上に何か乗せて食べるのはよくやるんですが、内側に味があるってのは地味に新鮮でした。
カンパーニュには色んな顔があるのね・・ということを教えてくれたゴーシュさんのカンパーニュ達でした。
ソフト系のパンもうまい
ハードパンが好きとか言ってソフト系のパンも食べちゃいました。
ソフト系にもイチジクが使われていたのですが、こっちはカンパーニュよりイチジクが少なくてちょっとがっかり・・。
いちばんおすすめなのはパン・ド・ミ。毎朝食べたいおいしさ!
ちなみにゴーシュさんは自家焙煎のコーヒーを味わえる珈琲店でもあります。
平和な世の中になったら伺いたいと思います。
自家焙煎珈琲店 Gosh(ゴーシュ)
北海道上川郡美瑛町美馬牛北3−4−21
11:00 ~17:00 (L.O 16:30)
火曜日定休
※ブログ更新時現在の情報。詳細はお店のHPを確認してね
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