JR北海道から「わがまちご当地入場券」が発売されました。
北海道各地の駅で販売され、その土地の風景などがデザインされた「入場券」です。
入場券とは、駅の見送りや出迎えの際、改札口を通るために買う切符。通れるのは改札までで、列車には乗れません。
販売対象駅は101の町で、101種類の入場券が販売されます。
利用客減少に伸び悩んでいるJR北海道が、なんとか利用客を伸ばそうと始まったこのキャンペーン。発売開始から2カ月ほどで、累計12万枚を売り上げたそうです。
お値段は1枚170円。
例えば・・・
こちらは「滝川駅」で販売されているご当地入場券です。
写真は、滝川市内で観光スポットになっている菜の花畑。
裏側は、キハ40 777です。
売り上げ1位は「札幌駅」だそうですが、いつでも買えるのでつい後回しになっています・・。
ちなみに2位は「新函館北斗駅」、3位は意外にも「新十津川駅」だそうです。
出張のついでに・・と思って買うのですが、途中下車すると帰りの列車が2時間後なんて駅もあるので、なかなか難易度が高いです。
この入場券、異なる駅で10枚分1口集めて応募すると「北海道の普通列車カード」がもらえます。「北海道の普通列車カード」は4種類あるので、全部集めたい人は40枚手に入れないといけませんね。大変。
応募した人には抽選で、各地の特産品やオリジナルグッズなどが当たるかもなんだそうです。
発売時間、曜日はみどりの窓口の営業時間等もあり、駅によってまちまちです。無人駅も対象になっていますが、当然駅員さんのいない時間は販売していません。
そりゃあんまり不便だろうという事で、9月から一部の無人駅の入場券は、セイコーマート(北海道のコンビニ)でも買えるようになりました。
個人的にはもうちょっと券のデザインに凝ってほしかったり、仕掛けが欲しいところです。
批判的な意見もあるようですが、せっかく売り上げも好調だし、みんなで楽しんだらいいじゃないですか。ねえ。