前回に引き続き、
また北海道産グラノーラを発見したので食べてみました。
滝川市に工場を構える「nola(ノーラ)」のグラノーラ。
直接の実店舗は無く、主に通信販売をメインにしているようです。
2個パックセットで900円、送料はクリックポストに対応していて164円でした。
※購入時。詳細は公式サイトで確認をhttps://nola.base.ec/
1袋100g入り。値段からするともう少し量が欲しいかなあ。
入っていたのは「アップルシナモングラノーラ」と「濃厚ミルクティーグラノーラ」。
アップルシナモンの中身。
リンゴが大きい。
リンゴは滝川産のものを使用しているそう。
リンゴといえば小樽のお隣、余市が有名ですが、滝川市も市内に「りんご集荷センター」があるほど生産が盛んです。
こっちはミルクティー。
黒い粒は紅茶の葉っぱ。紅茶がそのまま入ってるので噛むほど紅茶味。
茶葉のカフェインで目も覚めそう。
牛乳を入れると勝手にミルクティーができるのだ。
食べた感じはいずれも、粘度が高めでサクサク感はあまりない。味はちょっと甘めです。
地元産リンゴを使用したり、市内のコーヒー店とコラボするなど、地域を交えた商品開発をしているそうです。
「農家が作った北海道グラノーラ」ってキャッチフレーズがうまいですね。
nolaがある滝川市は人口4万人ほどのマチ。
中空知の中核を担うこの町も、他の市町村の御多分に漏れず、地元企業 < 量販店。
地域に何の思い入れもない量販店が町を去ったらどうなることか。いや既に駅前は空洞化してるんだけどね。
そんな町でnolaの販売を始めたのは、意外なことにデザイン会社らしい。
株式会社ダダダダというところで、デザイン会社なんだけど動画製作やグラノーラの販売もやってるんだってさ。
インターネットのおかげでアイデアさえあれば商売ができてしまう時代。もはや何かを始めるなら札幌でなくても、東京でなくてもいいんじゃないの。
ちょっと羨ましいよね。ほとんどの人は、好きな事がやれる時代にせっかく生まれたのに、地元のためでもなく興味があるわけでもない仕事を飯のため毎日いやいやこなす。
いや、でもやりたいことができないのは経済的な不安や家族のせいでは無く、てめえの腹が据わってないだけと言われれば、その通り。