どさんこカメラが「札幌でしかできない50のこと」全部行ってみたよ。
№10.晴れの日も日も雪の日も潜る。=さっぽろ地下街
札幌はね、雪国の首都だけあって地下街が発達してるんだよ。
都会といえども、降雪時は歩くのがなかなか大変になる。すべるしね。
地下に潜っちゃえば雪も関係ないからね。
地下街っていっても結構広い。「札幌でしかできない50のこと」で言われてる地下街はどこを指しているかわからないけど、思いつくままに紹介してみよう。
◇オーロラタウン
オーロラタウンは大通公園の真下にある地下街だよ。
札幌テレビ塔の地下から、地下鉄大通駅へつながってるイメージ。
オーロラタウンの端っこには、テレビ塔への入口がある。
てれび父さんの階段が目印。
オーロラタウンにある沖縄の店。沖縄の野菜や食品が買える。
オーロラタウンは、丸井今井デパートと地下で直結しているよ。
丸井今井が出しているテナント「きたキッチン」もこの地下街にあるんだけど、北海道各地のいろんな食品がそろってる。道外から来てちょっと自分用に買いたいなら、何かおもしろいものが見つかるかも。
チーズとか乳製品・パン・お菓子・調味料とかとか。いろいろ。
遠方市町村の食品もあるのでよい。
オーロラタウンにはなぜか「小鳥の広場」なるガラスの鳥小屋が通路にある。
中ではカラフルな小鳥がぴよぴよしてて、立ち止まって眺める人が結構多い。
地下で小鳥というギャップ。今は規制が厳しくて同様の施設は全国にほとんどないらしい。古き良き時代の名残だね。
嫌な臭い無いし、いつ見てもガラスケースの中は清潔。誰が管理してるんだろう。
中の小鳥の声はマイクで拾われて外に放送されている。ぴよぴよ聞こえるよ。
昔は小鳥以外の鳥も居たとか居ないとか。
鳥だけじゃないよ。かつては「オーロラタウン」の名前のイメージに合わせ、虹色にライティングされた人工の川が通路を流れてたんだって・・。
◇ポールタウン
こちらは地下鉄すすきの駅と地下鉄大通駅を連結した地下街。ポールは北極星(ポールスター)にちなんでついた名前。
大通駅を軸にして、オーロラタウンとL字につながっているんだよ。
なんとなく歩いている人の年齢層も若い。
特に珍しい店舗は入っていないけど、ドラックストア、服屋、飲食店がはいってるから思いついた用事は済ませられる感じ。
あとドクターマーチンの北海道店はポールタウンの中にある。
三越デパート、パルコ、4丁目プラザなどと直結。
上の写真は三越の前の広場。4面マルチビジョン「ひろし」が置いてあって、「ひろ前」って呼び方なんかで待ち合わせの定番だった。今の子はどうなんだろうね。マルチビジョンみたいな画面、もう珍しくないしね。
ポールタウンは狸小路への出口とつながってるので、ドンキホーテあたりに出られるよ。
◇札幌地下歩行空間
平成23年にできた地下通路で、地下鉄大通駅から地下鉄札幌駅までを結んでいる。で、さらに大通駅を介してポールタウン、オーロラタウンにもつながってる。
ようするに、さっぽろ、大通り、すすきの 札幌の主要3か所が地下通路で繋がって歩けるようになったんだね。
地下歩行空間を通れば、札幌から大通まで地上を歩くよりはるかに速い。信号は無いし。冬の間は特に快適。
出口の番号がわかりやすいデザイン。
地下歩行空間の通路側面は、お金を払えば借りることができる。
だから通路ではコンサートとか展示もやってるし、色んなお店が立ち並ぶんだよ。
冬になるとミュンヘンクリスマス市のお店もやってくるよ。
広義の意味での地下街なら、札幌駅の地下には色んな商業施設が入ってる。
大丸札幌、パセオ、アピア、ステラプレイス、アピア、エスタ・・・
果てしないから、もうこの辺でやめとくね。
こうやってみると札幌は地下都市なんだねえ。
札幌に来たら潜ってみてね。