どさんこカメラ

北海道各地で撮った写真を掲載します。

どさんこカメラ東京へ行く。

 

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会社にナイショで東京に行ってきました。お土産話を聞いてくれる人がいないので皆さん聞いてください。

どさんこカメラが東京に行った話を。

 

 

 

 

 

 

 

浅草で思ったこと。

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お宿は浅草にしました。

修学旅行ぶりなのでかなり久しぶりお久しぶり浅草。真っ赤で大きくてかっこいいね雷門。

ここで記念撮影することで、ああじぶんは観光客であるなぁ。と思うのです。

 

 

 

 

浅草でのお楽しみは居酒屋。もんじゃ焼き、お好み焼き、焼きそば、その他B級グルメを堪能しました。

東京ってどこにでも人がいるんだろうと思っていたら、割と浅草の路地裏はひっそりしていました。さみしいくらいに。これは浅草から撮ったスカイツリー。

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居酒屋巡りで楽しみにしていたもののひとつ。「ホッピー」。

ホッピーとはビールのような清涼飲料水(1%未満アルコールがあります)。

東京では定番ですが、なぜか北海道ではほとんどメニューにのっていません。

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ホッピーを注文すると、なぜか水の入ったグラスとホッピーの瓶が出されました。

??東京では水で薄めて飲むのかしらん。と思ってホッピーを注ぎ、一口飲むと、

水じゃなくて焼酎。

東京近郊の居酒屋立ち飲み屋などでは、場合によっては焼酎を入れたグラスやジョッキと瓶入りのホッピーが提供され、客がグラスやジョッキにホッピーを注ぎ入れて飲むようになっている。 ホッピー‐wikipediaより引用

これが正しい飲み方だったんだね。

というのもどさんこカメラは昔本州に住んでいたとき、お金が無いのでビールをホッピーで薄めてたらふく飲んでいたのです。

ホッピーはビールを薄めるものだと思っていたのですよ。

焼酎を割るものなんだね。知らなかった。はずかしい。

 

 

 

それから東京といえば蕎麦だろう。と老舗の某有名蕎麦屋に入ったらタレは甘ったるいし蕎麦はふにゃふにゃ。しかも白髪が入ってたんだ・・。

これなら北海道でもっとおいしい蕎麦屋があるや。と思ってがっかりした。

一軒目でダメだともうダメで、旅行中蕎麦屋には二度と行かなかった。

 

白髪はともかく、こで学ぶべきはグルメサイトを鵜呑みにしないこと。

 

でも東京って蕎麦が旨いと信じたいのでだれがいいお店を教えてください。

と言いたいところだけど、これって札幌で旨いラーメン屋を探してる観光客と同じことなのかなぁ。

 

 

街中で思ったこと。

街は灰色。

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暗澹たる思いで訪れたせいか東京は灰色。スカイツリーも曇っていた。

カメラを持って行ったけど、この旅行でほとんど写真は撮っていない。

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都心部の樹木や草花は、料理でいうパセリみたいだと思った。

添え物であり飾り物であり、でも無いとさみしい。

新宿御苑のような立派な緑地もあるけれど、お池があって東屋があって、人の手が加わっているから美しい。自然物ではなくて人工物かしれない。

近世以前の、北海道には無い歴史が自然の風景を面白くしているのが魅力的だった。

 

 

建物は上へ上へ、階段は地下へ地下へ。

限られた敷地を最大限活用すべく、上へ上へとにょきにょき伸びている様が面白かった。それは会社のビルだろうと狭い宅地だろうと変わらない。

駅は下へ下へと潜っていって、アリの巣のように果てしがない。札幌も雪を避けるために地下街が発達したけれど、とても東京には及ばない。

東京の駅にはエスカレーターが無いところが多くて、都会の人のほうが歩くというのはほんとうだ。

そしてその隅と隅、目の端々にはこわい人たちもいて、そこも札幌の比ではない。

でもこれは単に、これは東京の人口が多いからであって、逆にとても素晴らしい人というのも東京にはたくさんいる。それも札幌の比ではない。

これは、分母の問題。

 

 

しかし江戸時代戦国時代鎌倉時代もっと前から。そんなに昔から人がわんさかいた土地というのは、歴史や文化以外にも遺恨や怨念も何百年分あるんじゃないかと思ったり。

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おいしくて思ったこと。

東京旅行ではおいしいものほとんど当たりませんでした。それは東京が悪いからではなく調べ方が悪かったのですが。

 

世のブロガーは本当においしいものはブログに書かないんじゃないか?

 

という疑問が頭をもたげたり。

 

それはさておき、なんか見た目がよさそうなので、ちょっとお高めでしたが下調べナシでお食事に行きました。

そしたらおいしかったのです。おいしかったのでどこで食べたかはナイショです。

以前見た北海道のレストランのドキュメンタリーで、ある人がこんなようなことを言っていました。

「北海道は料理の素材ではどこにも負けないが、技術やサービスが未熟な店が多い。」

この言葉に関しては肯定できない面もありノーコメントですが、なぜかこの言葉を思い出したのでした。なぜでしょうね。

 

 

 

三鷹の森ジブリ美術館

いちばん楽しみにしていたのはここ。東京に行くなら絶対行きたかった。

宮崎駿大好き。

 

日時と時間指定のチケット制なので、事前にローソンチケットで購入した。発売同時にどんどんチケットの空きが無くなっていって、相変わらずすごい人気。

 

ジブリ美術館は都心から結構遠いんだ。

電車に乗っている時間はかなり長く感じた。途中いかがわしい文句がでかでかと掲げられた看板が並ぶ街や駅をぬけて、なぜか水着姿でスクリーンに映るお姉さんを見て、これから本当に夢の王国ジブリに行くんだろうか。と、なぜかまた暗澹たる気持ちになったりして電車に揺られ、三鷹駅に着いたからしばらく歩く。

三鷹周辺の街並みはどこか円山に似ていた。

 

 

やっとたどりついたジブリは、外国人観光客の団体でごった返していた・・。

館内はかなりうるさくて展示はぜんぜん見えないし、音はぜんぜん聞こえない。

撮影は禁止なんだけど、オブジェに手をおいてポーズしてるひと。

子供は大騒ぎして走り回って、ぶつかっても注意しないひと。ちなみにこれは日本人。

楽しみにしていたジブリショップ「マンマユート」。狭い店内はお客でごった返し、まったく身動きが取れないくらいの混雑。初売りセールみたいな様相だけど全然わくわくしないイライラする。グッズを見るなんて余裕はない。レジに長蛇の列。

結局、何も買わなかった。

 

なんのためのチケット制だ!

 

僕はあまり怒らないけど、心の中で叫びましたよ。

楽しみにしていただけにね。なかなか来れないだけにね。

 

別に団体客が来ようと、子供が騒ごうといいんだけどさ。

海外の皆さんにも愛されてるのは良いこと。そこを言いたいんじゃなくて。

「人数制限するためのチケット制じゃないの?」と思っただけ。

ま あの混雑ぶりならそのためのチケット制じゃないんだろうね。

綺麗なステンドグラスに緑いっぱいの屋上庭園、どこかなつかしいような雰囲気。そんな材料がそろっているのに、なんだか台無しだった。

 

愚痴が多くなっちゃけど・・。

図書閲覧室「トライホークス」は結構空いていて、唯一ゆっくりできた。。

トライホークスでは宮崎駿さんやジブリおすすめの児童書・絵本を販売しています。

不思議なことにジブリ美術館に行った後は、「何か造りたいなぁ」という意力、「本とか映画みたいなぁ」というインプットを受け入れる余裕が出てきたのでした。

いろいろ文句を言ったけど、やっぱり来てよかった。

めでたし。

 

東京でほとんどお土産らしきものは買わなかったんだけど、トライホークスで本を4冊購入して帰路につきました。

 

なまら重いわ。とか言いながら。

 

 

 

 

 

帰りの羽田空港。

日本初の自動手荷物預け入れ機「ANA Baggage Drop」

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自分で手荷物を預ける機械。預けるとシャッターが下り手荷物が行ってしまう、恐怖。

ちょっと不具合があったみたいで修理してた。

 

 

東京、旅行としては楽しかったよ。

東京に行ったら、何か気持ちが変わるような気もしたけど、結局大した変化はない。

本州に住んでいた頃、北海道に戻れば何かできるかと思って、北海道に帰ってきたけれど、結局なんにもできない。

そんなきもちを思い出しました。

なぜ旅をするかというと日常から逃避したいからなんだけど、

それは間違ってて、日常を造るのは環境ではなく自分自身であるから。自分から逃げ出すとなると、それは大変難しいことです。

暗澹とした気持ちで行ったならば、そのまま帰ってくるのは当然なのです。

 

 

 

 

おしまい