どさんこカメラ

北海道各地で撮った写真を掲載します。

寒さに逆ギレしたので対策をした

こないだ古いアパートに引っ越しました。


以前だとストーブをつければすぐ部屋が暖かくなったんだけど、いまはどれだけ温度を上げても室温20℃くらい。
もっと恐ろしいのは寝室で、ドアを全開にしていても居間の暖かい空気が全く入ってこない。
部屋の寒さによりわたくしのQOLがダダ下がり、イライラし出して車のタイヤの氷を蹴るものの、硬すぎて親指を負傷するという事態。これはいけません。何か対策をしないと!!

 

北海道民のくせに寒さで騒ぐな!と思う方もいるかもしれませんが、寒いと脳への血流量が減ったり、血圧が上がったりとあまりいいことはございません。
脳卒中や心筋梗塞の原因が冬場の温度差にあるのは周知の事実であります。

ちなみにさきほど20℃で寒いと書きましたが、みなさんのおうちは何度くらいでしょう?
個人差の問題ですが、僕は20℃でもちょっと寒いなと思います。前住んでいたアパートは23℃くらいでした。


ちなみに北海道の冬の室内平均気温は20℃だそうで、これは全国平均より高めです。
暖かい部屋でアイスを食べるのは道民の冬の楽しみの一つでもありますからね。
(ちなみに一番低いのは香川県の13度で、冬にアイスを食べるなんて言ったら怒られそうです)

 

室内の最低温度は18度以上 byWHO

じゃあ冬は室温何℃くらいがいいのか?という事になりますが、WHOは「冬の室内の最低温度は18度以上にしてよ!!」と勧告しています。
この温度を下回ると健康リスクが高まるってことらしいです。

同じ北国であるフィンランドでは、国のガイドラインで21℃を下回る建物は家屋として認められないという話を聞いたことがあります。
フィンランドではこちらでつかうストーブはあまりなくて、温水ボイラーによるセントラルヒーティングが普及しているらしく、廊下だろうが地下室だろうがどこに行っても暖かいそうです。いいなあ。


部屋が寒い原因

さてフィンランドをうらやんでもしょうがないので、まず寒さの正体を突き止めます。
以下の数値が最も知られていると思うので記載します。

家の熱はどこから逃げるか?
開口部(窓とか)58%
外壁15%
床7%
屋根5%

べつのデータだと
窓26%
壁29%
床7%
屋根8%

だそうです。

悪いのは窓じゃね??

 

 

以上、室温は18℃以上ないと健康に悪いらしい窓から部屋の熱がすごい逃げる

という二つのポイントが見えてきました。では早速対策に取り掛かるぞ!!

 

自分の部屋の温度がわからない

温度計っておばあちゃんちにやたらありませんでした?今ならその気持ちがよくわかります。令和の時代なんでスマホでみれるのないかなと探してたらこんなのありました。

 

 

これの他にswitchbotでも同じような製品を出してるんですが↓同社のカーテン開閉器があまりにもゴミだったので見送りました笑

 

届いた

 

 

本体はこんな感じ。

吊り下げられるのがいい。

 

使用するにはこのアプリ↓のダウンロードが必要なんですが、なんか中国語?のアプリでちょっと怖いです。

 

 

アプリのいいところは温度のデータをCSVで吐き出せるところ。

2個入りのセンサーを購入したのですが、同じ場所においても温度差が0.6℃ほどありました。まあ値段なりでしょうね・・・。

 

では測定結果です。

上はストーブのある部屋に置いたセンサー、下は寝室に置いたセンサーです。

 

あら寒い。

5℃の温度差があって、寝室はだいたい14℃くらい。

昼間に計ったので夜はもう少し寒いことでしょう。

当然快適な温度を下回っておりました。

 

 

 

寒さ対策グッズ集め

まず窓をどうにかせな。という事で、定番の窓に貼るプチプチを購入します。

よくある丸いプチプチはホームセンターで500円くらいで売ってるんですが、薄いものが多いです。今回はちょっと高級な(といっても2,000円くらい)ものを買ってみました。空気の入っているところがキューブの形をしているので、ちょっとおしゃれっぽく見えます。

発売元によるとこのシートは3.5ミリの空気の層があるそうです。

 

 

お次にカーテンの内側にシャワーカーテンを取り付けました。

冷気は下からやってくるので、カーテンからはみ出して床につくくらいの長いのもを取り付けます。

 

さらに引っ越しで使い終わった段ボールを窓の壁に立てかけていきます。これで冷気はかなり防げるはず。

いかがでしたか?真似したくなりましたか?このブログはハウツー記事じゃないんですよ。お気づきでしょうがここまでやると部屋がめっちゃ貧乏くさく見えます。

でも暖かさには替えられないから!!

 

床もやります。

キャンプの時に寝袋の下にひく銀マットがあるでしょう?あれはかなりいいです。

これは厚さが8ミリもあるかなり分厚いもの。

この上に滑り止め付きのカーペット的なものをひいてベットの下の寒さ対策をしました。

 

 

冷たい空気は下に溜まるんだよな・・・という小学校で習った知識が突然記憶から呼び覚まされたのでホーマックでこんなついたてを購入しました

部屋の入口にこのひつじちゃん(裏はレンガ柄)のついたてを立てて冷気を防ぐ作戦。

ああもうここまでくると部屋のインテリアとかぶち壊しです。ご家庭という感じです。

 

 

部屋着もあなどれない

ヒートテックのシャツを着てたんですけど全然暖かくないです。

が、ヒートテックのパーカーはめっちゃよかった!

www.uniqlo.com

中がボアになってて気持ちいいし、ジップアップがあごの下まであって長いので胸元が暖かいです。

でもこれだけだと寒いので、タートルのニットをこの下にきています。

タートルのニット・・・

って絶対におしゃれに着こなす自信がないアイテムなんですけど、部屋着だと誰も見ないんで・・。

タートルニットでもアクリルとかの安い素材だと全然暖かくないです。毛がはいってるものをおすすめします。

 

いわゆる「着る毛布系」は動きにくいし、コンロで引火しそうなんで自分は着ないです。

タートルニット+ヒートテックパーカーが今季最強だと思います。

 

 

 

米を食え

悪者にされがちな炭水化物ですが体温維持に欠かせません。

このブログとはあんま関係ないので書いてませんが、普段は地中海式っぽい食事をしてるのであまりお米は食べません。

でも自分の体で実験したところ、やっぱりお米を食べたほうがあたたまります。

炭水化物ならなんでもいいかというとそうではなく、パスタやお菓子、パンなどは全然ダメで、やはりご飯です(自分の体では)。

そういうわけで夕食はご飯を多めに食べております、よく眠れるし良いかも?

 

 

そういうわけで、何となくあたたかいかも?

くらいになりました

ダラダラ書きましたけど、引っ越しの疲れもあって、寒さがマジで精神にきました。寒さで逆ギレしたりね笑。寒い部屋にいると気持ちが荒みますので、みさなまも暖かい部屋でおすごしくださいませ~