どさんこカメラが「札幌でしかできない50のこと」全部行ってみたよ。
№7記念撮影は王道を押さえる。=北海道庁旧本庁舎
正式には「北海道庁旧本庁舎」ですが、赤レンガの愛称でおなじみ。かつてここで北海道の行政が執り行われていました。
明治21年に建てられたアメリカ風ネオバロック様式の建物です。
正面に看板やらテントがごちゃごちゃ映ってますが、この日は近隣市町村の特産品販売イベントがあったみたいですね。
ネオバロック様式は威信を表現する建築様式として帝国主義国家に好まれたとか。
明治42年火災にあいますが、火災の写真が絵葉書になって売れちゃうくらい、当時から市民になじみのある建物。
レンガ造りだったので焼失は免れました。
北海道で採掘された石が使われている。
正面ばかり見てたけど裏側もかっこいいな。
側面もかっこいいな。
中は資料館になっていて、無料で入れます。
赤じゅうたんが豪華。
北方領土関係の資料室も併設されています。
外には広い庭と池があり、カラスかカモくらいは見られます。
池があるので虫の発生率はすごいです。
池には蓮。水面が美しい。
札幌は赤レンガや北大植物園、大通公園とか、都市の中に緑地が結構ある。
道外の地方都市に住んでいたことがあるんだけど、ぽつん、ぽつんと都会の中に緑がある札幌みたいな都市は珍しいと思う。
ピカピカの建物をばんばん建てて東京に似せるのって簡単だけど、古いものや緑を維持していくのは大変だしお金がかかる。
札幌では観光地と併せて、住んでる人が生活の一部としてちゃんと緑地を利用してるっていうのが面白いよね。