幌似(ほろに)駅に行ってきたよ。
田畑の広がる共和町にレトロな建物がぽつん。
幌似駅です。
幌似駅はかつて共和町にあった岩内線の駅。岩内線は大正初期に開業した歴史ある路線でしたが、1985年に廃止。
廃線後は幌似鉄道記念公園として保存されていましたが、道路工事にひっかかってしまい、再び移転してこの地に落ち着きました。
入館料は必要なく無人ですが、駅の周りがきちんと手入れされていて、こぎれいな感じです。
パステルミントが爽やか。当時もこんな色だったのかな?
なんと最盛期には10万人の年間乗客数を誇ったのですが、JR発足前には廃線になってしまったそうです。なんでだ?
ホーム側から。移転の際に線路は撤去されてしまいました。
車両はスハフとワフの2両が保存されています。
手前の黒い車両がワフ29587
後ろに連結している青い車両がスハフ42。
近くにいた鉄道に詳しい方が教えてくれた。
ワ=屋根のついてる車両
ス=車両の重量ランク、ハ=普通客室、フ=手動ブレーキが車両についてる
ワフは「屋根がついてて手動ブレーキがついてる」
スハフは「ス級の重さの手動ブレーキがついた普通客室」ですよ。
へー
車両の横に書いてあるカタカナを見れば、どんな車両かわかる人にはわかってしまうんだね。
扉を開けると昔の車両独特の匂いがします。
一瞬いろんなことが思い出された。
昔の運賃表、レール、ヘッドマークなどなど、なかなか多くのものが保存されていました。鉄道好きの方と行くと面白いかもしれません。
*幌似駅情報*
ゴールデンウィークから10月末日まで屋内見学可(9:00~17:00)
月曜休館。