どさんこカメラが「札幌にでしかできない50のこと」全部行ってみたよ。
紙を選ぶ。=馬渕
真っ暗な狭い階段。踊り場がぼんやり・・暗いよ怖いよ!
こんなところにお店なんかあるのか・・?
怖々行ってきたのは「紙の店 馬渕」さん。
その名の通り紙を扱うお店だよ。
場所がちょっとわかりにくいんだけど、狸小路8丁目にあるカフェ「FABcafe」
のすぐ横に入口があります。
こんなちっちゃな看板があるから見落とさないで。
入口を入ると昔の雑誌の山。値段がついていて、売り物のようです。
手芸関係特集なのか「手芸演習講座」、「染物全書」、「革の手芸」などなど。
おそらくバックナンバーが取り寄せできないくらい古い「暮らしの手帳」とか。
どうやらこの11番が入口のよう。入ってみましょう・・
不気味レトロな感じでしたが、外の雰囲気とはうって変わって、
お店にいたのはサバサバした感じの爽やかお姉さん。
「どちらの店にご用事ですか!」
紙のおみせです・・
はい。このお店には店舗が2つ入っていて、向かって左半分が「古雑貨屋 十一月」、右側が「紙の店 馬渕」になっています。お店はとっても狭く、一人通るのがやっとです。
お店には国内で作られた和紙や、便箋、はがき、ポチ袋などなどがあったよ。
古地図の切れ端でつくったメモ帳や、未使用のまま保管されてた昔の領収書なんかも売っていておもしろいよ。
古紙はいい感じに茶色くなっていたり、しみがついていたりして味わいがある。
どさんこカメラの友人がこのお店で買ったものがあるんだって。
ちょっと見てみようね。
左のドーナッツみたいな和紙は葉書なんだって。普通に切手を貼って出せる。
これに書くと文字もぐるっと円形になってくのかな?いろいろできそうで面白いよ。
鹿児島県にある「工房しょうぶ」でつくられている和紙で出来ています。
右のも葉書なんだけど細長の形が珍しい。
かわいいイラストは中西なちおさんが描いたもの。
中西なちおさんは開店場所の無いレストラン「トラネコボンボン」を主宰するさすらいの料理人でイラストも描くんだ。
「記憶のモンプチ」のネコさんがトレードマーク。
動物新聞も売っていたからファンの人はみてみてね。
トラネコボンボンは札幌にも来たことがあるんだって。一度食べてみたいね。
こちらはお店の名刺。
きりこみがはいっていておしゃれだね。
ぺろっとめくると書いてある
紙の店 馬渕
札幌市中央区南2条西8丁目5ー4 2階
営業時間12時~19時
定休日 月曜定休・火曜不定休
下手な字でも和紙に書いたら味が出るかもね?
紙を選ぶと手書きが恋しくなるよ。