こちらのパッケージをご覧ください。
かわいいですね~
こちらは「カカオキャット」というお菓子のブランドでして、東京にオフィスを構える株式会社DADACAさんがつくっております。
てっきり東京の会社だと思っていたんですが、オフィスは東京にあるものの、なぜか本社が夕張にございます。そしてチョコレート工場は北海道の千歳と夕張にあるとのことです。
では北海道で作られたチョコレート、開けてみましょう。
色とりどりですね~
味の種類がこんなにある。
こちらは少量サイズのチョコレート。
かわいいモコモコ猫ちゃんのイラストはインスタでも人気のKamwei Fongさんのデザイン。
最初の缶のデザインはアーティストの木野聡子さんによるもの。
パッケージが何種類かあるんですが、どれも違うアーティストさんのデザインなのです。
どうせ中身は同じでしょ〜といいつつも、どうせなら好きなデザインにしたいのが心情。
買うのに迷ってしまいます。
チョコレートはこんな感じ。
チョコに刻まれた線は、ネコのひっかき傷をイメージしたもの。
まあなんでも爪痕を残してやろうとする精神は大事ですよね。
ナイフで切ってみますと、このように中にフレーバーガナッシュが入っているわけです。
くちどけがよいチョコレートでした。
こちらのかわいい箱にはクッキーが入っております。
「カカオキャットベイク」
クッキーというよりかは、昔あった「焼きチョコレート」みたいな感じでおいしいです。
個人的にはチョコレートよりもこっちの方がおいしいと思ってしまいます。本州の工場で作ってるみたいですね。
ちなみにカカオキャットのチョコレートを製造している夕張工場は、2022年3月末に閉鎖したマルハニチロの夕張工場を買い取って今年稼働するそうです。
周辺地域の雇用拡大になると良いですね~
後日談:カカオキャット北海道1号店に行ってみる
カカオキャットは北海道で製造されてはいるものの、道内に直営店が無いのがネックだったのですが、2022年10月に札幌南郷通店がオープンしました。
というわけで行ってきましたよ。
「アンティーク」というパン屋さんの店舗の半分がカカオキャットになったようです。
店内はこんな感じ。
フレーバーの種類が豊富なのがカカオキャットの特徴ですが、店舗では好きな味をひとつづつ選んで箱に詰めることができます。
この日は閉店間際に行ったせいか、男性の一人客が多かったです。
きらきらのチョコレートを仕事終わりの服装でひとつひとつ詰めながら周回する様子は、殺伐とした日常から脱出せんとする黒猫の魔術的儀式、もしくはミレーの落穂ひろいのような哀愁すら感じましたね。
お店にはお菓子以外にも猫ちゃんグッズが売られています。
可愛くてついミニボトルを買うなど。
こちらは「キツネバーム」
北海道産の小麦、バターその他もろもろを使用したバウムクーヘンです。
お試し販売中ということで、狐のごとくドロンと消える可能性も。
猫ちゃんがついているだけで色々売れてしまう時代ですが、まあジャケ買い、パケ買いなんて言葉もあるしいいんじゃないでしょうかね。パッケージも戦略の一つということで。
しかしこれだけテレビやSNSや各種商品やらに猫ちゃんが溢れでると、かわいさの閾値が上がり続けた結果、かわいいだけじゃない猫ちゃんの部分はどうなってしまうのか‥?とか思わなくもないのですが。
それはともかくパッケージの可愛さと、開けた時のカラフル感がいい感じなので、ちょっとしたプレゼントには喜ばれると思います。
僕はさっそく先ほどの凛々しい猫ちゃん缶を病院の診療明細入れに活用しております。
「ヒザの痛みは和らいだかにゃ‥」そう言ってふたを開けて明細をしまうのです。家の中では、何をしたっていいんですよ?