地下鉄さっぽろ駅を歩いていたらアイヌっぽい空間が出現したので行ってみました。
天井がモレウ(アイヌ模様)っぽいデザインですね。
どうやら休憩スペースのようです。
柱には木の装飾があり、野鳥の声や川の流れる音のBGMで森の様な演出がされております。
さっきから休憩スペースと呼んでいますが、ここは「minapa(ミナパ)」という名称。
アイヌ語で「大勢が笑う」という意味だそうです。
札幌市がやってるアイヌ施策推進計画のひとつですな。
金はかかってそうって印象・・
▼天井のデザインと柱
▼テーブルにはCGが現れます。手をかざすと説明が出るはずなんだけど反応せず..
▼ガラスケースにはアイヌのアート作品も
▼大きなモニター
モニターではいろんな映像が見られます。
おそらくこれと同じ映像が流れているのですが、大きな画面で見るとより良いです。
この動画は公益財団法人アイヌ民族文化財団が製作してるんですが、アニメーションと音声がとってもあっていて美しいです。
あとはフランス人アニメーション作家のボリス・ラベの映像に、「マレウレウ」の歌がついた映像はとっても奇妙で見ごたえがあります。
ちなみにマレウレウは3人組ボーカルグループで、ウポポっていうアイヌの伝統歌をメインにやってるグループです。彼女たちの歌はここだけでなく結構いろんなとこで使われてたりします。
さて僕がここに来たのは貝澤徹さんの彫刻があるらしいからであります。
広場を見守るように設置されたシマフクロウの作品です。
よく見るとフクロウがとまっている下にファスナーがついていて、「新しい何か」が出てこようとしています。
さきほどのモニターでは貝澤徹さんのインタビューもやってます。
で、それを見て気づいたんですけど、こないだ二風谷のアイヌ文化博物館に行った時のことでした。dosanko-camera.hatenablog.com
その時近くにいたおじさんと世間話したんですよね。
おじさん「ゴールデンカムイを見てきたんですか?」
僕「いやそういうわけじゃないんですよ。」
おじさん「最近はあのマンガをみて若い人が結構来るんですよねえ」
僕「はーやっぱり影響力あるんですねえ」みたいな。
そしたらその人が貝澤徹さんでした笑