北海道は広大な土地ゆえ、車での移動距離は半端ない。
それゆえ休憩地点である「道の駅」の数も多くなり、都道府県別にみると道の駅の数が一番多いのは北海道らしい。
全国の道の駅登録数(現時点)
1位:北海道121駅
2位:岐阜県58駅
3位:長野県46駅
以下都府県32~8駅
だから北海道民は道の駅を愛してやまないし休日ともなれば用もないのに行ってしまうこともしばしば。だから新しい道の駅がオープンしようものなら大混雑でとても行けたものではない。
2017年にオープンした「北欧の風 道の駅とうべつ」然り。
混雑もだいぶ緩和したようなので行ってきた。
「道の駅とうべつ」があるのは当別町という町。このへん。
札幌から車で1時間もかからない。
当別町がスウェーデンと姉妹都市を結んでいることから「北欧の風 道の駅とうべつ」というネーミングらしい。内観はおしゃれ。
スウェーデン繋がりからか、イスやテーブルはIKEA。
北海道にもIKEAできないかな。
さて、ここの道の駅のメインは何といってもカフェ・テルツィーナでしょう。
札幌のイタリアン名店「トラットリア・ピッツェリア テルツィーナ」オーナーシェフ、堀川秀樹さんプロデュースのお店。
本場イタリアンの絶品ランチが1000円台から頂けるというわけで、開店当初から大人気であり道の駅の目玉施設でもある。
道の駅開店時間10時を目指し、オープンまで待機。
係のおじさんは9時58分になっても絶対に入口をあけてくれない。真面目な人だ。
外は雪が解け始めたけどまだ寒い息が白い。でもおいしいランチが食べられるのだから、寒さもへっちゃら。
カフェ・テルツィーナのオープンは11時からです。
ええっ・・ ・。10時開店とともに入ってみるとレストランはしまっていた。11時からオープンなんだそうだ。
1時間待つほど気長じゃ無い。そういう事で今日の記事にはもうこれ以上この店の情報はありません。
どんな料理かは他のブログにたくさん載っていると思うので見てみてください。
仕方ないので他の店を散策。当別町の物産コーナー。スウェーデン小物も有り。
だんご屋。
豚肉料理の店(←)と、野菜スープの店(→)
「吹雪限定メニュー」が気になる発券機はタッチパネル式。
道の駅のレジはすべてセルフレジだった。
時代ですね。
豚肉の店で買った豚汁と豚にくまん。豚汁は少し薄味。
他にロイズもあったけど、わざわざ当別に来てまで寄るほどでもないかな。
レストランARIのピアディーナがおすすめ
あまり面白いものもなく肩透かしを食らったのですが、こちらのレストラン「ARI」のピアディーナをお勧めしようと思います。
ピアディーナというのは生地に具を挟んだイタリアのテイクアウト料理なのですが、それをアレンジしたものがいただけます。
花のブーケの様なおもしろい形。
ピアディーナ(サーモン)
サーモンとマリネ、塩漬けキャベツ、大豆、チーズ、レタス、ポテトペーストなどなど。
モチッとした生地にふんだんに野菜が入っています。
ピアディーナ(チキン)
こっちはニンジンのマリネ、トマト、かぼちゃペースト。
わりとヘルシーっぽいけどおいしいです。
野菜たっぷりという看板は嘘じゃ無い。
もう帰ろうかな。
道の駅からみた風景は何もなくて良かった。
色々見て回ったけど、ここを目的にして行くほどではないかなあ。
北海道の道の駅は、主力商品である地場野菜を冬期間ほぼ取り扱う事ができません。冬期間そこをどう補うかは、すべての道の駅の課題といえますが、この道の駅もそれを補う程の魅力がまだ出ておらず、何か模索中…という雰囲気を感じました。
夏に行ったらまたイメージが変わるのかもしれないけどね。