”君がこの餃子を食べているということは、僕はこのブログを書き終えているということだろう。
本当はおいしいお店のことは秘密にしておきたいのだが、そんな私の傲慢なプライドよりも、おいしい餃子が君の日常のささやかな喜びとなることを私は選んだのである。
だから、おばあちゃんちのお皿みたいなさくらんぼの絵柄には、目をつむっていただきたい。”
「君がこの手紙を読んでいるということは、私は○○ということだろう」
って定番の言い回し(主人公はだいたい死んでる)がありますが、何の作品が発祥なんでしょうね。海外の作品に多い気がします。
これには前提条件として、手紙を送る側と受け取る側にタイムラグが必要なんですが、SNS全盛の現代ではレスポンスが速攻なので、この手法はちょっとやりにくくなってきた表現なのではないでしょうか。
手紙、書かないし。
とはいえ事象の発生から帰結までのタイムラグがあったほうがおもしろいよね、そのほうが精神衛生上いいよね、というのもまた事実であり、ブログというのはインターネット上にありながら発信者と受信者の間にほどよい時間があり、なおかつそんなに密着もしていないほど良い距離感という点で大変コンフォータブルなコンテンツじゃないかとおもうんだけど、それともみんなお互い知り合いたい離れたくない密な空間で毎秒tick-toc,tick-tocと動画でその距離をうめあいたいんだろうか。
「君がこの手紙を読んでいるということは」が気になりすぎてこんなことを書いているけど、ブログの書き出しに困っただけで特に意味はありません。僕は元気です。今日は餃子の話です。
ここのおもちかえり生餃子がおいしかったのです。
「SAPPORO餃子製造所」さんです
店内で焼いた餃子もいただけるんですが、めちゃめちゃ混んでるんで、さすがにご遠慮しました。
焼いていない「生ぎょうざ」も販売していて、お家で焼いて食べたらおいしかったんで紹介しようと思います。
まず店内に入ると、いきなりレジと空席待ちのお客さんの行列が出現します。
「お持ち帰りやってないのかな・・」と勘違いして帰らないように。
レジ横にちゃんとお持ち帰り用のメニュー表もあります。
右上のちっさい伝票的なものにほしい餃子を書くんですが、店員さんにお持ち帰りしたい旨を伝えたほうが早いです。
というわけで生餃子をかいました。
焼いていく!!
焼き方が書かれた説明書も同封されているのであんしん。
焼いた!
これ、買ってきたのは大粒餃子で、写真からは伝わらないと思うんですがめっちゃ大きいです。1個60g以上あるそうです。
通常の餃子と味は同じなんですが、なぜがでかいほうがうまい。
おすすめです。
続いて海老餃子。エビが一匹丸ごと入っている!これもうまい!
個人的には大粒餃子と海老餃子はまた買いたいな~と思うおいしさでした。
外食しなくなってから餃子を買ってきて食べる機会が増えたんですが、どこの餃子も、まあこんなもんかな~って感じで不満だったんだけど、このお店はいいかもしんない。
普段は、気に入った店はすぐに紹介しないのですが(ひどい)、今年はパブリックにベネフィットなイヤーにしたいんだ。
ただ、お店ってナマモノなので原料や作り手が変わると「味が変わったな・・」という可能性もあるのです。
このブログをいつあなたが見ているのかはわかりませんが、餃子よ、おいしくあれ。