寿都町に行ってきました。すっつ町と読みます。北海道のこのへん。
札幌から車で3時間くらい。
荒々しい日本海に面した寂しげな町ですが、この時期になると「生しらす」が食べられる場所として、食いしん坊には有名な町です。
「生しらす」とは文字通り過熱していない生のしらす。
北海道でも生しらすはそうそう簡単にありつけるものではなく、
(稀にスーパーでも売っているけど、やっぱり生臭くておいしいとは言えないので)
この町でも4月下旬~5月下旬という限られた時期にしか取れない。
寿都町の、その名も「しらす会館」で生しらすにありつけるというので向かった。
風車が乱立してる
この町は海風を利用して風力発電に取り組んでいる。
なんだか異様な風景だ。
そしてこれが・・・・
しらす会館
何とも言えない
この感じ。
そして残念ながら「時化のため、しらすはありません」
ぶは。
さて「しらす会館」は、『吉野商店』というところが経営しているんだけど、吉野商店は「かき小屋」というのもやってるらしいのでかき小屋に向かうことにした
風が強いんだよ。このくらい。
これが、かき小屋。ほんとに小屋。
牡蠣の食べ放題か、単品を注文して鉄板で焼くスタイル。
時間によっては結構混んでて、待ち時間が発生する。
食べ放題の人が優先的に呼ばれるので怒って帰る人もいた。気長に待ちましょう。
メニュー
ダメもとで生しらすが無いか聞いたけどやっぱりない。くそう。
軍手が配られる。
ボウルの中には牡蠣が入ってます蒸し焼き。
店員さんに相席の客の貝とごちゃまぜにされそうになったので、それは別だよ、と言うと「ベツ?」というカタコトの日本語が返ってきた。
この日はたまたま水揚げがあったという事で注文した「寿牡蠣」
この町の湾で育った牡蠣をそう呼ぶんだそうです。
普通の牡蠣より小ぶりだけど甘くておいしかった。
ほっき
うにおにぎり
生しらすは食べられなかったけど牡蠣を食べたので満足して帰った。
幸い、おなかが痛くなることもなかった。
帰りに物産館で買ったしらすの佃煮がおいしくてはまった。
おいしくて毎朝食べている。
もう生しらすのことは忘れていた。