せんべいという大きな看板に立ち止まりました。
「札幌せんべい」なるものが売られている、こじんまりとしたこのお店。
札幌せんべいは商品名のようで、お店の名前は「我国煎餅」というシブい店名です。
引き戸を上げますと ~♪ ってチャイムが流れまして懐かしのお菓子屋さんの雰囲気。おばさま一人で切り盛りされてるみたいですね。
せんべいは商品数が多くはないんですが、種類は多かったです。
見ていただくとわかると思いますが、せんべいといっても塩味のバリバリ硬いせんべいではありません。
クッキーみたいで甘いせんべいですね。
こういう甘い系せんべいは北海道の昔ながらのお菓子によくあるんですが、道外の皆さんにも伝わるでしょうか・・・今はあまり見なくなりましたが。
千秋庵の「山親爺」とか「甘い南部せんべい」みたいなイメージっすね
クッキーかと言われるとちょっと違うんですよね。
で、こちらの詰め合わせを買いました。600円ちょいとリーズナブル!
せんべい喰ってる昭和感たっぷりのキツネ、キュート。
とうきび型のものや
雪の結晶と時計台、デザインがレトロです。
味の想像はできるんですがやっぱこういう素朴なお菓子がおいしいですね。
せんべいは店内でご主人が手焼きしてます。
ご主人は高齢でお店が休業してた時期もあるみたいですね。
画一化されていない菓子店ってなかな少なくなってきてるんで、お菓子好きとしては多様なお菓子文化存続という意味でぜひ生き残ってほしいと思うわけで。
生姜せんべいとか味噌せんべいなんかもあったんで、それ系が好きだけどスーパーに売ってない!って方はぜひ。
我国煎餅店
住所:札幌市東区北28条東13-3-8
営業時間:8:00~20:00
定休日:日曜日・祝日
HP:なし