新コロの影響で博物館や美術館が閉館していますが、家にいながら子供たちにミュージアムっぽいコンテンツを楽しんでもらおうというプロジェクトがあります。
その名も「おうちミュージアム」
北海道博物館が主体になり、北海道内外の多数のミュージアムがネット上におうちで楽しめるコンテンツを紹介しています。
各博物館によってクオリティーがまちまちなんで、面白いのをピックアップしてみました。
リンクも貼ったんで見てみてくださいー。
1.「北海道博物館」のおうちミュージアムより
アンモナイト折り紙
まずは北海道博物館が公開している、折り紙のアンモナイトの作り方です。
きちんと折れると上の様なきれいなアンモナイトが完成します。
折り方の角度を変えることで、いろいろな形のアンモナイトが作れますよー。
さっそく僕も作ってみましたら、なんだか違うものが誕生しました。
なんでしょうこれは・・・・
形状から言っておそらスカラリテスでしょう
スカラリテスというのは巻き方が緩い種類のアンモナイトで、ほとんどほどけたような形をしています。こういうしっかり巻いていない種類を「異常巻き」と呼びますよ。北海道でもたくさん発見されてて、たしか三笠市立博物館でも展示してます。
言い訳はさておきスカラリテスが誕生してしまったのは僕が不器用なせいなので、皆さん頑張って立派なアンモナイトを作ってください。
ちなみに細かい折り目が多く難易度は高めですんで、小さいお子さんには不向きです。
2.「北海道立北方民族博物館」のおうちミュージアムより
ヒンメリづくり
続いて網走市にある北方民族博物館からは「ヒンメリ」の作り方が紹介されています。
ヒンメリっていうのはフィンランドの伝統的な装飾品で、本来はストロー(麦)でできているんですが、子供でも作れるよう身近な材料でできるようになっています。
作り方もまあまあ簡単です。
ヒンメリっていうのはこういうやつ↓でカフェとかでみかけますね。
作り方については北海道在住のヒンメリ作家・山本睦子さんが考えてくれたようです。
山本睦子さんのHPはこちら→https://www.himmelin-aika.com/news/
おうちミュージアムのヒンメリ作り方は→http://hoppohm.org/kids/MC/MC12.pdf
3.「八雲町郷土資料館」のおうちミュージアムより
木彫り熊のペーパークラフト
木彫熊ファンの聖地、八雲町郷土資料館からは木彫り熊のペーパークラフトが提供されていますー
木彫りの名手、「熊大工」こと加藤貞夫の木彫り熊が君の手で再現できるッ!
https://www.town.yakumo.lg.jp/soshiki/kyoudo/ouchim-pc.html
印刷したら結構な枚数だ。
この熊は加藤貞夫という作家が彫った熊がモデルになっていまして、彼の彫る熊はずんぐりむくむくしている大変かわいらしいのが特徴です。それ以外にもいわゆる「柴崎彫り」と呼ばれる平面な(ポリゴンみたいな)熊を彫るのも得意で、このペーパークラフトはそれをモデルにしてるみたいですね。
このペーパークラフト結構難しくて、完成するのに1時間ほどかかりました。
うーん‥のりしろが見えてるな。
コピー用紙で印刷するとふにゃるんで硬めの紙に印刷がおすすめ。
製作順序がシビアなんで子供はひとりで作れないかも。
ちなみに、八雲町郷土資料館のおうちミュージアムにはイラストレーターShapreさんが描いた木彫り熊ぬりえもあるよ。
4.「丸瀬布昆虫生態館」のおうちミュージアムより
パタパタオオゴマダラ
あつ森でもおなじみ「オオゴマダラ」のパタパタ動くペーパークラフト。
以前スマホや別のPCからページが見られなかったんだけど改善しただろうか・・・
これは作ってないんですが完成度高そうで子供でも作りやすそうなんでおすすめ(簡単バージョンもあり)。
同じページのパランストンボや、とべ!オオイチモンジなども楽しげ。
5.「よいち水産博物館」のおうちミュージアムより
博物館大喜利
ある意味最も難易度か高いコンテンツです。好きなセリフや絵を描いて大喜利を完成させます。なぜミュージアムでとんちなのか意味がまったく分かりませんが・・・
出来上がったお題を博物館にもっていくといいことがあるらしいので、コロナがおさまったら持っていきましょう。
お題はこちら→博物館大喜利
こんな感じです。コンテンツは随時更新中らしいので、詳しくは北海道博物館「おうちミュージアム」をご覧くださいませ。家にいるからできることもたくさんあるよー。