まだまだ外食が難しい世の中ではありますが、まだ世界が平和だった時代に僕が好きだったカレー屋さんを紹介したいと思います。
たびたびこのブログにも書いてますが、スパイスカレーが最近好きでして、札幌にはスープカレーのお店はいっぱいあるんですが、もしスパイスカレーをお探しの稀有な方がいれば参考にしてください。
1.カラバトカリー(札幌市南区)
さっそくですがこれはスパイスカレーではなく、パキスタンカレーといわれる分類です。急に違っててすいません。
でもまあ、「ルーを使わないでスパイスと塩で作るカレー」といった点ではスパイスカレーに近いものがあります。
一時期、無水カレーってのが流行りましたけど、雰囲気はそういうカレーです。
そもそもこのお店のカレーを初めて食べた時、こういうカレーもあるんだ!という驚きが、普通のルーカレーとの決別のきっかけであったと思います。
カレーにいろんなトッピングを載せて味の変化を楽しむ、というのもカレーの醍醐味ではありますが、カラバトカリーは、ほろほろに煮込まれた鶏肉しかありません。
しかしその鶏肉が素晴らしい。
ほろほろと崩れる鳥の繊維、時々感じられる軟骨のこりこり。そして刺激的なスパイス。
肉を食べているのか?カレーを食べているのか?と夢中になって食べているうちに、ご飯があっという間になくなってしまいます。
2.スパイス料理とクラフトジン109 -TOKU-(すすきの)
ここはお酒を出すお店で、スパイスカレーはメニューの一部なんですが、スパイスを取り入れたお店だけあって、とてもおいしかった記憶が(酔ってましたけど)
色んなスパイスカレーを食べてきましたが、一番味が整ってるなーって印象でした。
また食べたいんですが座席数が少なくてすすきのにあるんで、当分行けそうにないですね・・。
このお店はお酒とスパイスを利かせたおつまみがメインなんですが、スパイス料理に特化した2号店がオープンしたらしいんで、そちらも気になります。
3.倉庫カリー(札幌市 場外市場)
こちらはいろいろ心残りがあるお店。
一番人気のラムキーマ&黒胡麻坦坦豚キーマを頼んだんだけど僕羊くさいの苦手だったんだ(道民のくせに)。そして豚の方は油が強すぎて口に合わず。
でも味は美味しかったから他のメニューも食べてみたいなあと思っていたら外食できない世の中になって行けていないので心残りだけがある。
カレーはネパール人スタッフがつくってて、おいしそうなナンもあった(これも食べれていない)。食べ終わった食器は自分で片づけるという謎のシステムがあって、うわこういうお店の人って気難しいんだよねと思っていたらとてもあかるいお姉さんだった。
4.カトマンズカレー
パルカスさん(ネパール人)のつくるめっちゃおいしいスパイスカレー。
ここではじめて「アチャ-ル」(スパイスの漬物的なもの)のおいしさに触れることができました。いろんなスパイスや鮮やかなトッピングをまぜまぜしてながら食べる。お口に広がる香りと食感、これを快楽と言わずしてなんとよびましょう。
店内は若いカップルばかりでとても肩身のせまい思いをして食べましたが、おいしかったので我慢できました。
ぜひまた食べたい。
以上、また行きたいな、って思うお店4店です。
でもまだまだ気軽に行けるの先になりそうですね。
外食できないなら自分で作ればいいんだ!という事で、自粛中はスパイスカレーばかり作って無駄にカレーが上達したりしました。
外に出れないなりに工夫して楽しむのが大事だと思います。時々美味しかったお店のことを妄想したり、あの店の味はどんなんだっけと思い出したり。
外出される際はくれぐれもお気をつけて。