愛知県に本店を持つ「久遠(クオン)チョコレート」が札幌にも出来たので行ってみました。
実は久遠チョコレートの北海道第1号店は旭川にできていたんですが、さすがに旭川はちょっと遠いので札幌にお店ができたのは嬉しいですね。
札幌といってもお店があるのは月寒です。
ブランチ月寒という複合商業施設の一角にお店があります。
ブランチ月寒は2019年にオープンしまして、スーパー、クリニック、保育園などが一体化した施設です。
飲食店も数店入っていますが、主にお子さんがいるファミリー層向けの場所っぽい雰囲気があるんで行く機会も無かったんですよね。結構広いんで久遠チョコレートを見つけるまで時間がかかりました。
ブランチ月寒めちゃ寒い&広い
ブランチ月寒のスーパー以外のお店は屋外の離れ的な場所にありまして、渡り廊下的なものを進んで移動するんですが、冬はまーー寒いですね。
店内マップを見ても良く場所がわからないと思いますが、とりあえず保育園側に移動して管理事務所側の廊下をたどると着くと思います。
こういう構造の建物で、廊下でお店が連結されてます。
ちなみに正面に見えるのが「久遠チョコレート」です。
こじんまりした店内はチョコレートの香りが漂います。
お店の看板商品である「テリーヌ」が、これでもかという種類が並べられていますので、商品選びがとても楽しい・・・
テリーヌという名前ではありますが、柔らかいケーキではなく普通のチョコレートです。中にナッツやフルーツが入っています。
んじゃいろいろ買ってきたものをご紹介。
キャビアチョコレート ノアール
オシャレな缶を開けるとピカピカのチョコがぎっしりの素敵な光景。
チョコをキャビアに見立てるアイディアがしゃれてます。もちろん味も◎
フィアンフィアン
パッケージの割に中身が小さいな・・
こちらはチョコレートにサクサクのクレープ生地を入れたもの。
チョコのおいしさとサクサク食感がクセになります。うまい。
テリーヌ
テリーヌの6枚入り。札幌店限定のチョイス6種類が入っています。
テリーヌという名前ですが、「ナッツやドライフルーツをおいしいチョコレートで固めたもの」って感じです。
久遠といえばテリーヌなんですけど、人気の理由は種類がめちゃめちゃ豊富というのも少なからずあるでしょう。
パンフレットをご覧ください。これ見るだけでわくわくしますね。100種類以上あるとか。
お店の中にもいろんな種類があってすごく迷いました。
中には季節限定、地域限定のものも。全部食べてみたいですねー。
店内のアイス
店内ではなぜかアイスにチョコレートをかける体験?ができます。
注文するとアイスを渡され、店員さんの指導の元、チョコレートでアイスをコーティングできます。
かじるとかなりの厚さのチョコであることが確認できました。
店内にイートインスペースは無いので、休憩スペース等自分で場所を探して食べてくだされ。
ちなみに久遠チョコレートはたくさんの障がい者の雇用の場にもなっています。
久遠チョコレートの運営はラ・バルカグループという法人なんですが、そこの代表の方が障がい者の所得改善のために力をいれていて、スタッフの7割が障がい者の方なんだそうです。
どこかのインタビューで読んだんですが、パン作りはビジネスとして成立させようとすると、やっぱり色んな種類のものを作らないといけない。
でも種類が増えると工程が複雑化してしまう‥
という問題があって、障がい者就労におけるパンづくりに、この方はジレンマがあったみたいなんですね。
確かに、食パンとクロワッサンの作り方ってもはや別物だし、パン屋の裏側って妙な緊張感がありますもんね‥(個人的体験)
その点、チョコレートは厳選された原料と、温度を守って溶かして固めるという作業をすれば美味しくなるので、ビジネス面でも働く人にとってもメリットが大きいんだそうです。
ともかく、久遠チョコレートはパッケージのデザインも良く、チョコレート自体も美味しいです。
お値段はそこそこしますが、チョコレート好きな方は自分へ、また誰かのおみやげとしてはちょうど良いと思います。
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