閉店、倒産、撤退・・・などなど、あまり景気の良い話がない北海道。
そんななか、景気の良い報道がありました。
「ロイズタウン駅」の誕生であります。
新しい駅の誕生がいかにすごい事か!!あまり実感が無いかもしれないのでちょっと説明すると、JR北海道は全区間が赤字、赤字幅は790億という状況。
そんな状況で新しい駅なんかできるはずがなく、北海道では2002年に流山温泉駅という駅ができて以来、20年も新しい駅ができていません(ちなみに流山温泉駅は現在廃止になってる)。
聞こえてくるのは駅や路線の廃止、無人駅化ばかり・・。皆さんの中にも慣れ親しんだ駅にお別れした方も多いのではないでしょうか。
そんな不景気ムードのなか、製菓会社「ロイズ」が建設費約9.3億円を負担し、自社工場の前に「ロイズタウン駅」を作りました。すごい!
駅を自社工場の目の前に建て、従業員約500人の利用を見込んで入るんですが・・・この周辺ってほんっっとに何にもないんですよね。平原と田んぼに、ぽつんとロイズの工場がある。そういう場所を開発しようってんですね。
最終的には駅周辺の活性化も見込んでるらしいんですが、マジな形での地元還元が具現化されている・・・!ってことで資本主義の良き側面を久しぶりに見たような感じです。
ふと美工場直売店もリニューアルしている!
さてロイズタウン駅は自社工場の近くに建てられ、もしロイズの工場で働くなら駅からのアクセスもばっちり!って感じなのですが、自社工場の直売所もリニューアルされたので行ってみたいと思います。
こちらがリニューアル後の直売所であります。
すっごいでかい。
立派な美術館みたいですね~
そもそも新築のでかい建物を見る機会すら減っているので、この外観だけでテンションが上がってしまいます。
工場側にはロイズお得意のローズガーデンもあります。
バラたちはまだ「ただ植えられただけでーす」って感じで庭の統一感はまだないのですが、今後大きく育っていくことでしょう。
そんじゃ建物に入ってみます。
イートインスペースはかなり広めです。
直売所も結構広め。品数が豊富なんで、だいたいのロイズ商品を網羅しているんじゃないでしょうか。
ふと美工場直売所の限定商品もあります。
ロイズタウン駅やJRのデザインパッケージなど。
おなじみベーカリーコーナーも併設。
通常の4倍サイズのチョコドーナッツがありました。
リニューアル後はソフトクリームがチケット制になっております。
といってもチケットを自販機で買ってお姉さんに渡すだけですが。
それより写真右側を見てくださいよ。手洗い場がついてるんですよ!!
他の人がどうか知らんけど個人的にはすごい嬉しい。旅先では手を洗いたいもの。
せっかくきたのでソフトクリームを食べます。
他の店舗だといろんな味がありますが、ふと美工場直売所は「ジャージーミルク」一択です。
たしか旧工場が出来た当初からこの味しかなかったはずなので、こだわりとおした姿勢が尖ってて良いですな。
ジャージーミルクはこの直売所限定商品です。
一口目は「砂糖忘れてない?」くらいに甘さが少ないのですが、乳成分が濃厚なので、「これくらいの甘さがちょうどいいな~」ってなってきます。おいしい。
こちらの施設、まだまだ絶賛工事中でして、2022年冬には「工場見学エリア」がオープンするそうです。たのしみ~
ロビーに展示してある巨大カカオ豆のオブジェは、旧直売所に展示してあったもののような気がします。
ついでに旧直売所の様子を見てみましょう。
こちらが旧直売所ですねー。
オープンは1999年。全面ガラス張りで、当時としてはすごくあか抜けたデザインでした。
戦利品
チョコレート大好きなんですけどシンプルなやつが好きなんで、ピュアチョコレート一択。パンもくどいのが嫌なんで食パンを買ってきました。
カカオバターのハンドクリームは珍しいですね。
レポは後日!!
ロイズタウン駅の様子
ついでにロイズタウン駅の様子。
直売店からも目視できます。
駅は開通しているのに絶賛工事中なのなぜ??とおもったら、駅前もきれいにされるらしいです。金かかってる~
このご時世、景気の良い話をきくと気持ちが良いもんです。
一道民として、そしてチョコホリックとして、ロイズタウン化計画が成功することを祈ってロイズのチョコを食べまくろうと思います。
ではまた!