用もないのに北海道大学に行ったことはありますか。
もし無いならば勿体ない。
なぜならそこは都会のオアシスだから。
「都会のオアシス」とは陳腐な表現ですが、他に何と言い表しましょう。
人工物で窒息しそうだ!!緑が見たい!!そんな方の散歩にオススメのスポットです。
そもそも学生ではない人が勝手に入っていいのかと思われるかもしれませんが、キャンパス周辺は散歩してもOK。(車は入れません)
一般の人が利用できるカフェ、レストランもあります。
あ、クラークだ。
珍妙なポーズで写真を撮ってるのは外国人観光客。
キャンパス内の雰囲気を壊すほどの観光客への人気はないようです。いまのところ。
ジブリに出てきそうな建物。
旧北海道帝国大学農学部の昆虫標本室です。
中は、昔はこんな感じだったそう。
大野池
秋には紅葉が美しいらしい。
汚い湿地だったところを、工学部の大野教授が美しく再生させたことから大野池と呼ばれるそうです。
大野池のベンチでは、多くの人が読書をしたり、ぼんやりしたりしていました。
レストランの近くには、2000年前のキャンプ地がありました。
北大キャンパス周辺には、かなり多くの続縄文遺跡が出ています。
ここの他に14か所の遺跡が発見されています。散歩してると意外な場所でみつけるかも。
北海道大学総合博物館に寄り道。
博物館へは以前行っているので、興味のある方はこの記事をご覧ください。
博物館の中の名所?「 アインシュタインドーム」を鑑賞。
東西南北に陶器のレリーフがはめ込まれている。これは南の向日葵。
北側はミミズク
西は蝙蝠
東はお客さんがいて撮れなかったけどフルーツ。
この建物はむかし理学部本館だったんだけど、「ここで行われる研究・教育には一日中、昼も夜も無い」という事を表わしているらしい。
それだとフルーツとひまわりの意味がよくわからないけど・・・。
いつ見ても柔らかく美しいドームだと思う。
ちなみにドイツにあるアインシュタイン堂に似ているというだけでこの名がついたので、アインシュタインはあんまり関係ない。
博物館にあるカフェ「ぽらす」でアイス休憩。
西興部産生乳ソフトクリーム食べかけ。
「ぽらす」は企画展に合わせたおもしろメニューが時々出るので楽しいです。
大学を出ると元の街だ。
今まで緑の中にいたのが夢のようだった。