札幌から車で約1時間。当別町に来ております。
周囲は田畑が広がるのどかな風景です。
そこにぽつんと黄色いお店。
今日は鹿肉バーガーなるものを食べに、こちらの「ジビエ工房直売所」に来ました。
この直売所以外に、周囲に建物はありません。
突如として現れる黄色い建物が目印です。
こちらは鹿のハンティング→解体処理→加工→販売まで一貫して行っているところ。
最近はこういう事業所が増えてきております。
というのも昨今の北海道の「鹿事情」は問題が山積みになっております。ハンターの高齢化・減少、鹿の増えすぎによる食害、列車との事故、車との衝突などなど。まあそれ以前にエゾオオカミやヒグマの生態系を壊した人間が悪いのですが・・。
それはともかく、今まで通り「鹿を駆除して終わり」というのは難しくなってきています。
しかしながら逆に考えると、鹿肉を食材として管理できる流通経路が整ったり、ジビエ文化が定着する良い機会というか過渡期なのかなと。
そもそも食べるためのハンティングと駆除するためのハンティングって、別物なんじゃないかというのが個人的感想ですが、それはともかく、鹿っておいしいんですよ。
さて店内。
メニューは・・・
・鹿肉バーガー
・鹿ドッグ
・鹿肉からあげ
・鹿フランク
・鹿メンチボール
・鹿メンチカツ
・鹿肉みそ漬け丼
・鹿肉ロースト丼
鹿肉だらけだ!!
ワンちゃん用の鹿肉おやつもあります。
BBQもできるみたいですよ。下にはEXILEのサインとか
鹿肉ドッグ
ロゴがよいですね
ほどよい鹿の臭みです
も少しフランクが太いと嬉しいです
鹿肉バーガー
まるで鹿を感じさせない(いいのかわるいのか?)
おいしかった!
鹿メンチボール
中のようす
ビールが欲しくなります。うまい
メニューはテイクアウトが基本。店内の飲食スペースにテーブルはありません。
店員さんが忙しいと若干待ち時間が長くなります。
店内では鹿肉も売ってました
モモ、もみじロール、スネ、ヒレなど部位がいろいろ。
モモ肉を購入して帰宅。
*
食べます
塩コショウとバジルをかけておく。
パッケージにも記載されていますが、過熱してお召し上がりください。
生鹿肉は食べてはいけません。
生鹿肉を介してE型肝炎ウイルスに感染する可能性があるからです。
E型肝炎ウイルスは鹿だけにあるのではなく、野生のイノシシや豚、羊からも見つかることがあります。
なので過剰反応する必要はありませんが、特に野生動物の肉は生食しない方が良いです。
焼きました。
くさみがほとんど無い美味しい鹿でした。
同じ部位でも個体によって違う味わいが野生肉の醍醐味でもあります。
季節ごとに食べ比べてみてもいいかも。
ジビエ工房直売所
北海道石狩郡当別町字青山77の内
冬季休業 9時〜17時 月曜定休